カラオケで人気の演歌をランキングで紹介!歌いやすい演歌で盛り上がろう!

こぶしをきかせて義理人情や男女の情感を歌う日本独自の音楽である「演歌」。演歌と聞くと少し身構えてしまいがちですが、最近では若い人にも親しみやすい工夫やアレンジがされた演歌も多くあります。

この記事ではカラオケで人気の演歌をランキングで紹介します。演歌初心者にも歌いやすい初級者向けの演歌もたくさん紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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2025年最新!カラオケ演歌ランキングTOP10【男性歌手編】

1位:酒よ/吉幾三

「酒よ」は吉幾三の代表的な演歌バラードで、切ない男心をしみじみと歌い上げる一曲です。1988年にリリースされ男性演歌の王道の曲と言っても過言ではありません。

低音から高音までの抑揚が大きく、感情表現が難しいため、カラオケでは中〜上級者向けの曲です。歌詞の世界観に入り込み、しっとりと聴かせることがポイント。飲み会の席の締めにもおすすめなのでぜひカラオケのラストで歌ってみましょう。

2位: 北国の春/千昌夫

「北国の春」は千昌夫の代表曲で、故郷である東北への郷愁と家族への想いをしみじみと歌った昭和を代表する演歌です。親しみやすいメロディで幅広い世代に愛され、歌いやすさも魅力。そのため、若い人でもカラオケで挑戦しやすいでしょう。

音域はそれほど広くなく、感情を込めて丁寧に歌えば初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。カラオケでは年配層に特にウケが良いので、職場の飲み会などの場の雰囲気を和ませる一曲として歌ってみましょう。

3位: 北の旅人/石原裕次郎

「北の旅人」は石原裕次郎の晩年を代表する名曲で、哀愁漂うメロディと男の孤独を描いた歌詞が魅力の大人のバラード。北国の風景と旅情を背景に、過去の恋や人生の切なさを滲ませる一曲で、低音を中心とした落ち着いた歌い方が求められます。

音域はそれほど広くなくテンポもゆるやかで、テクニックよりも表現力や渋さが求められます。難易度は中級程度で、特に年配の方やムードのある曲を好む方におすすめ。カラオケでは静かな空気をグッと引き込む力を持つ一曲です。

4位: さざんかの宿/大川栄策

「さざんかの宿」は大川栄策の代表曲で、1980年代を代表する演歌の名作です。切ない恋を宿の情景と重ねて描いた哀愁あふれる歌詞と、艶やかなメロディが魅力。

この曲は情感たっぷりに歌い上げるスタイルが特徴で、特にサビの高音部分は声量と表現力が求められるため難易度はやや高めです。ドラマチックな展開と演歌らしいこぶしを使えば、聴く人の心を打つこと間違いナシ。カラオケでは感情を込めて歌うと場の空気がグッと締まる一曲です。

5位: 兄弟船/鳥羽一郎

「兄弟船」は鳥羽一郎の代表曲で、1980年代の演歌としては異例のヒットを記録しています。漁師の兄弟の絆と男の生きざまを力強く歌い上げた名演歌で、荒波にもまれながら生きる男たちの姿を海の情景とともに描いた歌詞が印象的で、勇ましさと哀愁が同居したメロディが心にグッときます。

低音の語りから力強いサビまで、音域も広く、こぶしや抑揚など高度な表現力が求められるため、難易度は中〜上級者向け。カラオケでは男性が熱唱すると非常に映える一曲で、世代を超えて盛り上がる演歌の定番です。

6位:星影のワルツ/千昌夫

「星影のワルツ」は、哀愁漂うメロディと三拍子の優雅なリズムが特徴の曲です。シンプルな曲のため初心者でも歌いやすいですが、カラオケで高得点を狙うにはしっかりと情感を込めて歌いましょう。

音域は広くなく、ゆったりしたテンポで歌いやすいのでぜひ挑戦してみてください。懐かしさと温かさが同居するメロディなので演歌や昭和歌謡入門にぴったりです。年配層とのカラオケでも喜ばれる定番曲です。

7位: 赤いハンカチ/石原裕次郎

「赤いハンカチ」は、1962年にリリースされた低音の渋い歌声が映える哀愁バラードです。ムードたっぷりのメロディとドラマチックな歌詞が特徴で、男らしさと切なさが共存するまさに昭和の名曲。

音域は比較的狭く、テンポもゆっくりなため歌いやすいですが、表現力と声の深みが求められます。昭和のダンディズムを感じさせる雰囲気が年配層に特にウケが良く、カラオケでしっとり魅せたいときに選曲してみましょう。

8位:雪國/吉幾三

吉幾三の「雪国」は1987年に大ヒットした演歌で、雪深い北国の情景と切ない恋心を描いた名曲です。哀愁漂うメロディと、吉幾三特有の語り口調と、情感豊かな表現が魅力でヒットを記録しました。

音域はやや広めで、高低差のあるメロディに加え、息継ぎやタイミングも難しいためカラオケでは中級者向け。情景が浮かぶような歌詞と、聴く人の心をつかむ力強さを意識して歌いましょう。カラオケで歌えば、ドラマチックな世界観でぐっと引き込まれる一曲です。

9位: 北の漁場/北島三郎

「北の漁場」は、1986年にリリースされた北島三郎の代表曲の1つです。荒々しい海と漁師の男気を描いた一曲で、リズム感のあるメロディに乗せて歌う、エネルギッシュで勢いのある曲調が特徴です。

こぶしや張り上げる部分が多く、しっかりとした発声と表現力が求められるため、カラオケでの難易度は中〜上級者向け。北島三郎らしい豪快な世界観と、聴く人を巻き込むようなパワフルさを兼ね備えた演歌なので場を盛り上げたいときにおすすめです。

10位:酒灯り/三山ひろし

「酒灯り」は、2025年にリリースされた演歌で、しっとりとしたメロディに酒場の情景と切ない心情を重ねた一曲です。そのためカラオケでもしっとりと歌うことができます。

音域は広すぎず、テンポも落ち着いているため初心者でも比較的歌いやすく、こぶしやビブラート、感情表現に工夫が求められるため、初〜中級者向け。昭和歌謡の雰囲気を現代風にアレンジしたような味わいがあるため、若い人で演歌になじみがない人にもおすすめです。

2025年最新!カラオケ演歌ランキングTOP10【女性歌手編】

1位: 津軽海峡・冬景色/石川さゆり

「津軽海峡・冬景色」は、1977年にリリースして大ヒットを記録した楽曲です。冬の津軽の情景と女性の哀しみを重ねた演歌の代表作で世代を問わず多くの人に愛されています。

音域は広く、こぶし・ビブラート・感情表現すべてに高度な技術が求められるため、上級者向け。特にサビの盛り上がりと語るような歌い出しのコントラストが難所です。ぜひ石川さゆりさんのようにこぶしを聞かせて歌ってみましょう。

2位:天城越え/石川さゆり

「天城越え」も石川さゆりの代表曲で演歌のランキングでいつも上位になる曲です。禁断の恋を題材にした歌詞と、ミステリアスな雰囲気を持つ旋律が特徴で、情景が浮かぶような構成が魅力です。

音域が広く、こぶしやビブラート、息遣いまで高度な技術が求められるため、難易度は高めで上級者向け。艶やかさと哀しみを同時に表現できる奥深さがある曲なので、歌いこなせばカラオケで注目を集めること間違いナシの一曲です。

3位: 川の流れのように/美空ひばり

「川の流れのように」は、1989年にリリースされた国民的名曲です。人生を川の流れにたとえた深い歌詞と、美しいメロディが特徴でカラオケでも多くの人に歌われています。演歌という枠を超えたバラード的な要素があり、穏やかで包み込むような雰囲気が魅力です。

音域は広すぎず、テンポも緩やかで初心者でも挑戦しやすいですが、感情の込め方やフレーズの余韻などを意識するとより高得点が期待できるでしょう。

4位: 愛燦燦/美空ひばり

「愛燦燦」も美空ひばりの代表曲の1つです。1986年にリリースされたバラードで、詩的な歌詞と美空ひばりの深い表現力がきっかけで大ヒットを記録しました。静かな中にも力強さがあり、人生や愛への慈しみがにじむ一曲です。

音域はやや広めで、フレーズごとの緩急や息遣い、感情の乗せ方に繊細な技術が求められるため、難易度は中〜上級者向け。緩やかなリズムに感情を乗せながらビブラートを効かせて歌ってみましょう。

5位: 大阪恋しずく/水森かおり

「大阪恋しずく」は、しっとりとした恋の情感を歌った演歌です。大阪を舞台にした恋物語が描かれており、地元愛と切ない恋心が絡み合う歌詞が特徴です。

メロディは比較的穏やかで、リズムも安定しており、歌いやすい曲調ですが、感情を込めて歌うには少し表現力が求められます。難易度は中級者向けで、特にこぶしやビブラートの使い方が鍵となります。カラオケでしっとりと聴かせたいときにおすすめの一曲です。

6位:みだれ髪/美空ひばり

「みだれ髪」は、女性の情熱と切ない恋心を歌った名曲です。情熱的でありながらも、しっとりとした哀愁を感じさせるメロディが特徴で、恋に乱れる女性の心情を表現しています。

音域は比較的広く、サビでは感情を込めた強い声が求められます。カラオケで上手に歌うには、こぶしやビブラートの攻略も必須。そのため、難易度は中級〜上級者向けです。カラオケで感情を込めて歌えば聞く人の心を打つことができる素敵な曲です。

7位:昭和ごころ/天童よしみ

「昭和ごころ」は、昭和の懐かしさと情感を歌った演歌です。昭和時代の人々の心情や生活を思い起こさせる歌詞は、一度聴くとどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

音域は広くなく、テンポも穏やかなので比較的歌いやすいですが、情感を込めるための表現力が求められます。難易度は中級者向けで、特にフレーズごとの抑揚や感情の込め方が重要です。昭和歌謡のような親しみやすいメロディのため、カラオケでも安定して歌いやすいでしょう。

8位: 舟歌/八代亜紀

「舟歌」は、1979年にリリースされた名演歌で、八代亜紀さんが亡くなった今なお多くの人から愛される一曲です。港町の酒場を舞台にしており、哀愁漂う歌詞とリズムにも注目してみてください。情景が浮かぶような語り口と、八代亜紀ならではの深みのある歌声が魅力。

音域は広くなくテンポもゆっくりで、技術的には初心者でも歌いやすいですが、カラオケで高得点を取るためには感情表現と雰囲気作りが難しいため中級者向けです。大人のカラオケにぴったりの一曲です。

9位:夜桜お七/坂本冬美

「夜桜お七」は、1994年にリリースされた艶やかかつ情熱的な演歌。和風ロック調のアレンジと幻想的な歌詞が融合し、演歌の枠を超えたドラマチックな世界観が特徴です。そのため、演歌初心者にもおすすめです。

音域はやや広く、サビの力強い発声や繊細なこぶし、抑揚ある表現が求められるため、難易度は中〜上級者向け。華やかで印象的な一曲としてステージ映えします。カラオケでも観客を引き込む力を持つ名曲です。

10位:大阪しぐれ/都はるみ

「大阪しぐれ」は、1980年にリリースされた女心の切なさを描いた演歌の名曲です。大阪を舞台に、未練や哀しみをしっとりと歌い上げる情感豊かなメロディが特徴で、表現力が大きな鍵となります。

音域は広すぎずテンポも緩やかで、歌いやすい構成ですが、感情の込め方や細かなニュアンスが求められるため難易度は中級者向け大阪演歌ならではの哀愁と、しっとりと心に染み入る歌詞に注目して歌ってみてください。

演歌の新曲を紹介!

1.浪花魂/坂本冬美

2025年3月にリリースされた坂本冬美の新曲「浪花魂」は、大阪の情と粋を力強く歌い上げる演歌です。浪花の下町情緒や人情をテーマにした歌詞と、堂々としたメロディが特徴で、張りのある歌声とこぶしが映える一曲。

テンポもよく、リズムに乗せて勢いよく歌い進める構成で、音域やフレーズの抑揚、語り口調の表現がポイントとなるため、難易度は中〜上級者向け。聴く人の胸に響く人情味と、歌い手のエネルギーを感じさせる迫力があるため、カラオケでの熱唱にぴったりな一曲です。

2.北の断崖/山内恵介

「北の断崖」は、山内恵介のデビュー25周年を記念して2025年2月にリリースされた曲です。荒々しい北の海と断崖絶壁を舞台に、切ない愛と決意を歌い上げる壮大なスケールの一曲。

音域は広めで、サビの張り上げやこぶし、抑揚のある歌い回しなど高度な技術が求められるため、難易度は上級者向け。スケール感ある歌詞とメロディで、聴く人を物語の世界へ引き込む力があります。ステージ映え、カラオケ映えどちらも抜群の一曲です。

3.母の顔/五木ひろし

「母の顔」は歌手生活60周年を迎えた五木ひろしの2025年3月にリリースされたシングルです。母への深い愛情と感謝を込めた、心温まる演歌バラードで、歌詞には親子の情や人生の重みが丁寧に描かれています。

メロディは穏やかでテンポもゆったりしており、音域も極端に広くないため、難易度は中級者向け。聴く人の心に優しく寄り添うメッセージ性と、歌い手の人柄や想いがにじみ出る温かさがある曲なので、母の日や感謝の場面などに歌ってみてください。

4.あなたの口ぐせ/川中美幸

「あなたの口ぐせ」は2025年2月にリリースされた川中美幸の新曲です。大人の女性の切ない恋心を描いたしっとり系の演歌。相手の"口ぐせ"を通して、別れた後も消えない想いを情感豊かに歌い上げる歌詞が印象的です。

メロディは穏やかで流れるような構成ながら、語りかけるようなフレーズや細やかなこぶし回しが求められるため、難易度は中級者向け。情緒あふれる歌詞と、柔らかく深みのある歌声を再現できれば、聴く人の心に優しく残るでしょう。

5.夜香蘭/丘みどり

「夜香蘭」は、2025年2月にリリースされた艶やかで大人の哀愁を感じさせる演歌です。蘭の花にたとえて、夜に咲く女性の秘めた想いや儚さを表現した歌詞が印象的で、メロディは切なくも力強いのが特徴です。

音域はやや広めで、こぶしやビブラート、フレーズごとの抑揚に繊細な技術が求められるため、難易度は中〜上級者向け。女性らしい艶やかさと芯の強さを同時に表現できるため、情感豊かに歌い上げれば、聴く人の心に深く残る一曲です。

カラオケで人気・定番の演歌を紹介!

1.時の流れに身をまかせ/テレサ・テン

「時の流れに身をまかせ」は、1986年にリリースされた名曲で、愛に身をゆだねる切ない気持ちをしっとりと歌い上げる一曲で、カラオケでもランキング上位の常連曲。柔らかく流れるようなメロディと、美しい日本語の歌詞が魅力です。

音域は極端に広くなく、テンポもゆったりしているため初心者にも挑戦しやすいですが、息遣いや余韻、表現力が求められるため、感情を乗せて歌いましょう。難易度は初〜中級者向けです。

2.居酒屋/五木ひろし・木の実ナナ

「居酒屋」は、1982年にリリースされた男女の掛け合いが魅力のデュエット曲で、酒場の情景と大人の恋の駆け引きを描いた、哀愁とユーモアを併せ持つ一曲です。

テンポは中庸でメロディも覚えやすく、音域もそれほど広くないため、初心者でも歌いやすい構成になっています。ただし、相手とのタイミングや感情のやりとりが重要なため、表現力とコンビ力が必要になるでしょう。

気軽に歌えるのに場が盛り上がれるので、飲み会のカラオケでピッタリの曲です。

3.喝采/ちあきなおみ

「喝采」は、1972年にリリースされた、感動的で力強いバラードです。人生の苦悩や努力、そしてその先に訪れる歓喜をテーマにした歌詞が心に響きます。

メロディはドラマチックで、サビでは感情を込めた高音の発声や力強い歌唱が求められるため、難易度は中〜上級者向け。特に、歌詞の深さと感情をどう表現するかがポイントです。カラオケでも自分の全力を表現できる一曲で、ステージ映えも抜群です。

4.銀座の恋の物語/石原裕次郎・牧村旬子

「銀座の恋の物語」は、1961年にリリースされた、銀座の華やかな雰囲気と切ない恋の物語を描いたデュエット曲です。石原裕次郎の男らしい力強い歌声と、牧村旬子の柔らかで優雅な歌声が、恋愛の儚さと情熱を表現しています。

メロディは穏やかで、音域も広くないため比較的歌いやすいですが、掛け合い部分のタイミングや感情の込め方がポイント。難易度は中級者向けです。職場の飲み会などのカラオケにピッタリです。

5.つぐない/テレサ・テン

「つぐない」は、1984年にリリースされた切ないバラードで、愛する人との別れとその後悔をテーマにしています。優しく力強い歌声が印象的で、歌詞の情感がしっかりと伝わります。

メロディは穏やかで、音域は広くないため比較的歌いやすいですが、感情表現と抑揚を込めると高得点が期待できます。特にサビでは、しっかりとした声量と共に切ない想いを込めて歌うことが求められるため、難易度は中級者向けです。

6.北空港/浜圭介・桂銀淑

「北空港」は、1987年にリリースされた大人の恋愛を描いたデュエット曲。北国の空港を舞台に、別れと未練を情感たっぷりに歌われています。哀愁のあるメロディとセリフ風の掛け合いが印象的で、男女それぞれの視点で進む構成が魅力です。

音域は極端に広くなく、テンポも穏やかで歌いやすいものの、感情のこもった表現やタイミングの合わせ方にやや難しさがあるため難易度は中級者向け。カラオケでのデュエットにぴったりで、大人の色気を演出できるでしょう。

7.人生いろいろ/島倉千代子

「人生いろいろ」は、1987年にリリースされた、人生の浮き沈みや女性の生き様を優しく力強く歌い上げた名曲です。「人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろ」の歌詞は広く知られており、とても印象的です。

音域は比較的狭くテンポも安定しているため、難易度は初〜中級者向け。歌詞の語り口調を自然に歌う表現力が鍵となります。世代を問わず親しみやすく共感を呼びやすいので、カラオケでも場が和み、盛り上がる一曲です。

8.昔の名前で出ています/小林旭

「昔の名前で出ています」は、1975年にリリースされた名曲で、夜の街に生きる女性の切なさと誇りを描いた作品。低音の響きと語りかけるような歌い回しが特徴で、小林旭のダンディな歌声が印象的です。

メロディはゆったりとしており、音域もそれほど広くないため、難易度は初〜中級者向け。落ち着いた大人の魅力を演出できて、聴く人の心に染みるため、カラオケでしっとりと聴かせたい場面にぴったりの一曲です。

9.好きになった人/都はるみ

「好きになった人」は、1968年にリリースされた情熱的な演歌で、恋に生きる女性の潔さと切なさを力強く歌い上げた一曲です。こぶしの効いた伸びやかな歌声と情感豊かな表現が光ります。

テンポはやや速めで、リズミカルなフレーズに加えサビの力強い発声やタイミングが重要なため、難易度は中級者向け。前向きでスカッとした雰囲気と、歌い終わりの「さよなら、さよなら〜♪」の印象的な締めが特徴です。カラオケで元気よく歌えば盛り上がる、華やかで人気のある一曲です。

10.また君に恋してる/坂本冬美

坂本冬美の「また君に恋してる」は、もともとビリーバンバンの曲をカバーしています。2009年にリリースされ話題になりました。優しく穏やかなラブバラードで、大人の恋心を丁寧に綴った歌詞と、美しいメロディが魅力です。

テンポはゆったりとしており、音域も広すぎないため、難易度は初〜中級者向け。ただし、感情の込め方や語りかけるような表現力が必要です。演歌ファン以外にも親しみやすいポップス寄りのテイストと、聴く人の心を癒す優しさがあるため、カラオケや披露の場にもおすすめな一曲です。

11.くちなしの花/渡哲也

「くちなしの花」は、1974年にヒットした哀愁漂う渡哲也の代表曲です。男性の未練と切なさを歌っており、低音が美しく響くメロディと、くちなしの花に重ねた情感豊かな歌詞が特徴です。

テンポはゆったりとしており、音域も比較的狭いため、難易度は初〜中級者向け。特別なテクニックよりも、落ち着いた表現力と声の深みを意識しましょう。男らしい哀愁と渋さを演出できるので、カラオケで大人の魅力を伝えたいときにぴったりな一曲です。

12.ふたりの大阪/都はるみ・宮崎雅

「ふたりの大阪」は、1981年にリリースされたデュエット曲で、恋人同士の大阪での思い出や日常を温かく描いた作品です。メロディは穏やかで親しみやすく、関西の情緒が漂うやり取りが魅力。

歌詞には会話調の掛け合いが多いため、自然なテンポと息の合ったハーモニーが求められます。音域は広くないため、難易度は初〜中級者向け。カラオケでも盛り上がりやすく、デュエット初心者にもおすすめの一曲です。

13.真っ赤な太陽/美空ひばり

「真っ赤な太陽」は、1967年にリリースされたロック調のアップテンポな名曲で、従来の演歌イメージを打ち破る斬新なメロディが当時大きな話題になりました。エレキギターを取り入れたアレンジと、情熱的な歌詞が特徴で、美空ひばりのパワフルな歌唱が際立ちます。

テンポが速く、リズム感や高音の安定感が求められるため、難易度は中〜上級者向け。サビの「まっかに燃えた〜♪」は特に印象的で、しっかり歌い切ると聴き手に強いインパクトを残せますよ。

14.夜明けのブルース/五木ひろし

「夜明けのブルース」は、2012年にリリースされたムードあふれる大人の演歌で、夜の街に漂う哀愁や切なさをジャズやブルース風に表現した一曲です。低音が美しく響く落ち着いたメロディが特徴で、語りかけるような歌い口が求められます。

テンポはスローバラード調で、音域もそれほど広くないため、難易度は中級者向け。ただし、音の間や抑揚、色気を含んだ表現力が必要です。大人の雰囲気をまとった世界観を表現できるため、聴かせる演歌として人気です。

15.俺ら東京さ行ぐだ/吉幾三

「俺ら東京さ行ぐだ」は、1984年にリリースされたコミカルでユニークなラップ風演歌です。津軽弁のイントネーションで田舎暮らしの不便さと都会への憧れを語るスタイルが斬新で、演歌の枠を超えた作品として話題になりました。

メロディというより語りに近いため、音程の正確さよりもリズム感とセリフのような表現力が必要。そのため、難易度は初〜中級者向けです。歌うだけで場が盛り上がり、笑いと親近感を呼ぶこと。ユーモアたっぷりに披露したい一曲です。

16.珍島物語/天童よしみ

「珍島物語」は、1996年にリリースされた大ヒット曲で、韓国・珍島(チンド)を舞台にした哀愁と情熱あふれる演歌です。第38回日本レコード大賞では最優秀歌唱賞を受賞しました。

民謡調の旋律とダイナミックなこぶしが特徴で、情景が浮かぶような力強い表現力が求められます。難易度は中〜上級者向けで、しっかりした声量とテクニックが必要です。カラオケで感情を込めて歌いたい人にぴったりの一曲です。

17.夢芝居/梅沢富美男

「夢芝居」は、1982年にリリースされた艶やかで妖艶な雰囲気の曲で大ヒットを記録しました。恋を芝居に例えた歌詞が印象的で、和の情緒と劇的な表現が融合した独特の世界観が魅力。

低音から高音までを使い分けるメリハリあるメロディラインで、色気と感情のこもった歌唱が求められます。難易度は中〜上級者向けで、こぶしやビブラート、抑揚を自在に操る表現力がポイントです。個性を活かして歌いたい方にぴったりです。

18.アメリカ橋/山川豊

「アメリカ橋」は、異国の地・アメリカ橋に寄せる思いと郷愁を描いた楽曲です。哀愁のあるメロディとしっとりとした歌詞が特徴で、都会の孤独感や切ない恋心が静かに伝わってきます。

テンポはゆったりめで、メロディラインも穏やかなため、難易度は初〜中級者向け。ただし、語るように歌う表現力や感情の込め方が求められます。都会的で洗練された雰囲気と、聴く人の心に染み入るような落ち着いた世界観があるため、しっとりと聴かせたい場面にぴったりな一曲です。

19.さそり座の女/美川憲一

「さそり座の女」は、1972年にリリースされたムードたっぷりの名曲で、妖艶でミステリアスな女性像をテーマにした一曲です。独特のセリフ調の歌い回しと、けだるくも迫力ある表現が特徴で、美川憲一ワールドが全開。

メロディ自体はシンプルで音域も広くないため、難易度は初〜中級者向けですが、世界観を演出する表現力が必要です。歓送迎会など幅広い年代でカラオケをするときに必ずウケる外せない一曲です。

20.おもいで酒/小林幸子

「おもいで酒」は、1979年に大ヒットした哀愁漂う演歌で、失恋の切なさと未練をしっとりと綴った名曲です。酒に思い出を重ねながら、静かに心情を語るような歌詞が印象的で、小林幸子の繊細で力強い歌声に共感せずにはいられません。

メロディはゆったりとした三拍子で、音域も比較的狭く、難易度は初〜中級者向け。ただし、感情表現やこぶしの入れ方など、細やかなニュアンスが求められます。カラオケでもしっとりと聴かせたいときにぴったりの一曲です。

カラオケで歌いやすい演歌の選び方

日本を代表する音楽の1つである「演歌」は、こぶしと呼ばれる技法を使った歌唱が魅力です。演歌初心者がカラオケで気持ちよく歌うには、以下の4つのポイントに注目して選曲してみましょう。

・感情の込め方はどうか

・高い音程が続く曲か

・こぶしやビブラートが多い曲か

・自分の声域に合った曲か

特にこぶしが多く声域が広いとポップスやロックに比べて歌いにくく感じるため、原曲を聞きながら一度口ずさんでみましょう。

自分の声域に合った曲選び

カラオケで無理なく歌うためには、自分の声域に合った曲選びも重要です。声域とは、その人が持つ、自身の声が生える音域のことです。「ドレミファソラシド」の中でどの範囲が歌いやすいかを確認しておくことで、選曲に活かすことができます。

プロの歌手でも自分のキーと合っていない曲を歌うと下手くそに聞こえてしまうほど、自分のキーを知っておくことが大切です。自分の声質に似ている歌手を参考に、カラオケではキーを変更することで歌いやすくなるでしょう。



カラオケを楽しむならコート・ダジュール

カラオケで演歌を楽しむなら最新機種もそろえているコート・ダジュールで楽しみませんか?ママ友や子供たちと一緒に、友人や恋人と一緒に、会社の飲み会での利用などさまざまなシーンで楽しめ、利用シーンに合わせたコンセプトルームを使えるのもコート・ダジュールがおすすめな理由の一つです。

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DAMやJOYSOUNDなどカラオケの人気機種ももちろん導入されているので、推しのMVも楽しめますよ。ぜひお近くの店舗でお楽しみください!

まとめ

カラオケでよく歌われる人気の演歌を男女別、定番曲別にご紹介しました。演歌は日本ならではの音楽で、心情や背景が聴く人の心に沁みわたります。演歌初心者でも歌いやすい曲もたくさんあるため、ぜひ自分の声域に合う演歌を見つけてみましょう。

そして、演歌を楽しむならコート・ダジュールの利用もおすすめです。コート・ダジュールでは最新機種を導入しているため演歌の新曲も歌うことができます。コンセプトルームやこだわりのフードを楽しめるため、ぜひ友人や同僚たちとお楽しみください。

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