せっかくカラオケを楽しむなら、ビブラートやエコーなどを上手に活かし、自分の歌声を効果的に響かせたいものです。特に、ロングトーンや歌の語尾で歌声を振動させて響かせる歌唱テクニックのひとつであるビブラートは、歌唱テクニックを向上させるだけではなく、慣れれば自分の個性を表現するのに最適な方法といえます。今回は上達の秘訣を4つにまとめ、カラオケでビブラートを活かせる方法をお伝えします。
ビブラートの重要性と仕組み
ビブラートは、歌声に音楽的な奥行きを与え、表現力や説得力をもたらすものです。また、適切なビブラートは音程のわずかなズレをカバーし、より自然で心地よい響きを生み出します。つまり、ビブラートは単なる装飾ではなく、音楽の感情や個性を表現する重要な要素といえるでしょう。
また、ビブラートはカラオケの採点システムの得点にも大きく影響します。得点を伸ばすには、1秒間に5~7回揺れる5~7Hz、揺れ幅は±20~50セントが理想的であると言われています。
ビブラートの音楽的意味
ビブラートは、音の高さ(ピッチ)や強さ(ダイナミクス)を周期的に変化させる技法で、音楽表現において重要な役割を果たします。歌声に温かみや深みを与え、単調さを防ぐことで、音楽的な豊かさを増幅させます。ビブラートにも様々なタイプがありますが、緩やかなビブラートは優雅さや落ち着きを演出し、速いビブラートは緊張感や情熱を強調します。
カラオケの採点システムでは、ビブラートは「音程の安定性」や「表現力」の項目で加点されることが多いです。具体的には、自然なビブラートは高得点につながり、速すぎたり遅すぎるビブラートは加点がされにくく、不規則なビブラートは減点対象になる傾向があります。曲の雰囲気に合わせて適切なビブラートを使うことが重要といえます。
声の魅力を引き出すメカニズム
ビブラートは、声帯、横隔膜、共鳴腔が連携して生み出されます。声帯は、細かな緊張と弛緩の繰り返しによって振動(ビブラートの揺れ)を発生させます。このとき、声帯のコントロールが不十分だと、不安定なビブラートになりがちです。横隔膜は、安定した呼吸を送り出すことで、一定のリズムを保ったビブラートを生み出します。その際、腹式呼吸を活用できれば、適度な息の圧力を維持でき、スムーズなビブラートが出せるようになります。
共鳴腔は、口腔や咽頭、鼻腔など、声を出すときに音が共鳴する空間です。この共鳴腔が適切に機能すると、ビブラートが豊かで響きのある音になります。逆に共鳴が不足すると、ビブラートの音色が薄くなり、不安定に聞こえます。
カラオケの採点に影響するビブラートの役割
また、採点システム別の影響もあります。加点の度合いはメーカーやシステムにより異なり、例えば「DAM精密採点」では、ビブラートの「回数」「長さ」「安定性」が評価され、適切に使うと最大5点前後の加点が期待できます。ビブラートは1回あたり0.1~0.2点、特にロングトーンと組み合わせると「ビブラート&ロングトーン」の項目で最大3点加点され、表現力が向上するなど、いくつもの加点ポイントに影響します。
また、JOYSOUNDでは影響は小さいものの、抑揚や表現力の加点に貢献します。つまり、高得点を狙うのであればビブラートは欠かせないテクニックといえるでしょう。ビブラートをつけるべき場所は様々ですが、まずは自分が気持ちよく歌える場所を探してみるとよいかもしれません。
ビブラートの種類と出し方のコツ
歌におけるビブラートは、発声のコントロールによって「横隔膜ビブラート」「喉ビブラート」「あごビブラート」の3つの種類があります。それぞれ特徴を比較してみましょう。
出し方と効果 |
注意点 |
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横隔膜 |
横隔膜の細かな動きで息の流れをコントロールし、自然に音を揺らすビブラート。発声の基本である腹式呼吸を意識すれば、柔らかく、深みのあるビブラートになる。 |
幅広いジャンルで使えるが、コントロールが難しいため上級者向きといえる。 |
喉 |
喉の筋肉の動きで音程を揺らすビブラート。コントロールしやすく、速いビブラートも出しやすいため、比較的初心者でも出しやすい。曲調にあわせたビブラートを作ることが可能。 |
無理に喉を締めると音が固くなり、不自然になることもあるため注意が必要。 |
あご |
喉の筋肉の動きで音程を揺らすビブラート。喉の力で簡単に揺れを作れるため、初心者に出しやすく、速いビブラートも可能になる。 |
無理に喉を締めると不自然になることもあり、強く出そうとすると見た目にも影響しやすい。 |
横隔膜ビブラートの基本テクニック
横隔膜ビブラートは、腹式呼吸を使い、横隔膜の動きで息の流れをコントロールして自然な揺れを生み出すテクニックです。お腹を膨らませるように深く息を吸い、吐くときはゆっくりとお腹をへこませる腹式呼吸を使います。腹式呼吸ができたら、息を吐く際に「ハッハッ」と短く区切る練習をし、横隔膜の動きを意識します。一定の音を出しながら、お腹でリズムよく息を押し出し、音を揺らしていきます。横隔膜は普段意識して動かすことのない筋肉のため、難易度は高めです。
しかし、横隔膜を使ったビブラートは自分で揺れや速さなども調節しやすく、安定感があるためもっとも理想的なビブラートだといわれています。最初はゆっくりと揺らし、慣れてきたら徐々に速さや幅を調整していきましょう。
喉ビブラートのマスター方法
喉ビブラートは、喉の筋肉を使って音程を揺らすテクニックです。初心者でも比較的習得しやすいですが、不自然にならないよう注意が必要です。喉ビブラートの出し方は、喉を力ませず、リラックスした状態で声を出すことが大切です。
まず、ゆっくりしたスピードで「あぁあぁあぁ」と抑揚を付けた声を出してみましょう。徐々にスピードアップして大きな音の「あ」と小さな音の「ぁ」の間隔を縮めていくと、それが細かな揺れとなりビブラートになります。最初はゆっくり揺らし、慣れてきたら速さと幅を調整します。無理に揺らすと喉に負担がかかるので、無理せず自然な揺れを目指すことが大切です。喉のビブラートは喉に力が入りやすいため、無理をして傷めないよう注意が必要です。
あごビブラートの基本的な出し方
あごビブラートは、顎を上下に動かして音程を揺らすテクニックです。初心者が無意識に使うことが多いですが、意図的に練習すればコントロールも可能です。あごビブラートの出し方は、まず声を出した際に、ゆっくりと顎を上下に動かすだけです。大きく動かさず、できるだけ小さな動きで揺らすと自然に聞こえます。練習するときは、メトロノームを使い、一定の速さで顎を動かす練習をするとよいでしょう。
顎を揺らすだけで作ることができるビブラートですが、上手くできないときは「あうあうあう」という口の動きをイメージしながら行うと動かしやすいです。あごを使うビブラートは3つの中でも一番簡単にできるビブラートなので、ぜひ習得してください。
ロングトーンで使い分けるビブラート
歌の語尾などに多いロングトーンは、ビブラートをつけるのに最適な場所です。まず、ロングトーンが上手くできるようになることで、ビブラートもきれいに聴こえるようになります。ロングトーンで大切なことは、息の量・声の強さ・音程を最初から最後まで一定にして息を吐ききることです。
安定したロングトーンをキープできるようになったら、音の後半部分でビブラートをかけると自然に聞こえます。広い幅のビブラートは情熱的に、細かく速いビブラートは緊張感を表現できるため、曲調に合わせて調整するとよいでしょう。その際、喉・横隔膜・あごビブラートのどれを使うかを意識して、表現したいニュアンスに合わせるとより効果的です。
ビブラート練習の方法
ビブラートの種類や基本的な出し方がわかれば、あとは習得するのみです。次に、具体的な練習方法を紹介します。
初心者向け練習ステップ
ビブラートとは、歌のフレーズ終わりに声を"波うつように"揺らすテクニックのことで、簡単なものから順にあご、喉、横隔膜を使った3種類のビブラートがあります。まずは自分が普段どのポイントを使って歌っているのかを確認し、徐々にあご、喉、横隔膜を意識した声の出し方を練習していきましょう。
まず、一定量の息を吐きながら、声を出します。続いて息の量を多くしたり少なくしたりして、声が波を打つように工夫します。その際、喉や胸の位置に手を当て、優しく上下に揺らしながら声を出してみましょう。 揺れる感覚を体に覚えさせることで、自然なビブラートのイメージがつかめます。歌声を録音し、どのような声の出し方のときにビブラートがかかっているかを確認するのもおすすめです。
呼吸法と筋肉の使い方
ビブラートをマスターするためには、複式呼吸法と横隔膜の筋肉のコントロールが重要です。特に腹式呼吸は、習得すればお腹の筋肉を使ってたっぷりと肺に空気を取り込めるようになり、高音域やロングトーンなどが多い楽曲でも歌いやすくなります。総合的な歌のスキルアップに欠かせないテクニックなので、早い段階で身につけたいものです。
腹式呼吸は、お腹に手をあてて深呼吸をし、息を吸ったときにお腹が膨らむかどうかで確認できます。歌うときもその呼吸を心がけ、あとは横隔膜の筋肉を使うことを意識します。横隔膜は、腹式呼吸の状態で「ハッハッハッ」と短く息を吐くときに動く筋肉です。ロングトーンで声を出し、後半からお腹をリズミカルに動かして揺れを加えていきましょう。
自宅練習の効果的な方法
ビブラートは、自宅練習でも毎日少しずつ積み重ねることで自然に身につきます。ビブラートには腹式呼吸が重要となってくるので、まずは腹式呼吸の練習からするとよいでしょう。自宅で行う際は、仰向けになり、お腹に手を当てて深く呼吸をします。呼吸に合わせてお腹が膨らむ感覚を掴みましょう。そして、ビブラートはロングトーンでつけやすいので、「あ〜」と一定の音をまっすぐ5秒以上伸ばす練習も行います。
ここでは、音を安定させることが大切です。そして、ロングトーンの後半で、横隔膜をリズミカルに動かして揺れを加えます。声が波打っているかどうか自分でわからない場合は、家族や自分以外の人に聞いてもらったり、録音して確認するのがおすすめです。
腹式呼吸でビブラートを安定させる方法
腹式呼吸を使ってビブラートを安定させるには、横隔膜と腹部の筋肉をしっかり鍛えることが重要です。腹式呼吸ができるようになり、ロングトーンが出せるようになったら、今度は呼吸をお腹でコントロールすることを意識します。そして、声を伸ばしながら、横隔膜をリズミカルに動かす練習をします。
最初は軽く揺らすことから始め、慣れてきたら揺れの速さと幅を調整していくとよいでしょう。美しいビブラートを出すために大切なのは、息の流れを一定に保つことです。呼吸が乱れないよう意識しながら、ゆっくりしたビブラート、速いビブラートなど、声の揺れを自分で作っていきます。腹式呼吸が無意識にできるようになり、横隔膜の筋肉も鍛えられれば、安定したビブラートが出せるようになるはずです。
ビブラートができない原因と解決法
ビブラートは覚えれば簡単ですが、正しく理解しないと上達は困難です。思うようにできない場合の原因と解決方法を紹介します。
ビブラート失敗の主な原因
ビブラートの失敗には、初心者に共通する原因がいくつかあります。例えば、腹式呼吸が不十分だと、息が浅いと声が安定せず、ビブラートが不自然になります。喉に力が入りすぎていたり、喉が緊張していると、声が硬くなりスムーズな揺れが出ません。筋肉のコントロールが不足していると、不足横隔膜や腹筋が弱いと、安定した揺れが作れません。これらを意識して改善することで、自然で美しいビブラートがかけられるようになります。
技術的な課題の克服方法
ビブラートを出すために技術的な課題はいくつかありますが、ほとんどが意識の持ち方や練習次第で克服することが可能です。例えば、揺れの揺れの速さや幅がバラバラだと、違和感のあるビブラートになります。メトロノームでリズムを安定させる練習が効果的です。無理に大きく揺らそうとすると、不自然で力んだビブラートになります。最初は小さな揺れを意識しましょう。
また、息の流れが不安定だと途中で息が途切れてしまい、ビブラートも途切れてしまいます。息を一定に流すことを意識しましょう。それらを克服して安定した揺れを作るには、喉や身体をリラックスさせ、腹式呼吸を徹底し、横隔膜や腹筋のトレーニングを取り入れることが効果的です。
すぐに試せる改善テクニック
ビブラートが失敗する原因を改善させるには、まず、身体の力を抜いて、喉や口がスムーズに動く状態を作ることが大切です。深呼吸や、好きな歌を歌うなど十分な発声を行い、リラックスしてから練習に入りましょう。ビブラートを行なうには、腹式呼吸が欠かせません。今一度、腹式呼吸ができているかどうかを確認し、不確かな場合は正しい腹式呼吸から練習します。
正しい腹式呼吸のやり方は、6秒ほどかけてゆっくりと息を吐ききり、3秒ほどかけて鼻からゆっくりお腹を膨らませるように息を吸い込みます。これを繰り返し練習しましょう。また、ビブラートを上手に出すためにはロングトーンも重要です。まずは音を切らずに安定して伸ばせるようになることを心がけましょう。
上達を妨げる共通の問題点
ビブラートができるかどうかのポイントは、腹式呼吸と横隔膜の筋力、そして喉の使い方です。喉で行う「声帯を閉じる力」と「息を送る力」のバランスを整えることが、ビブラートが上達するためには必要になります。例えば、「声帯を閉じる力」が足りないと、声の輪郭がぼやけてしまってビブラートはうまくいきません。「息を送る力」が足りないとせっかく揺らした声の響きは浅くなり、ビブラートとしての効果を発揮できません。
これはビブラートに限らず歌唱のテクニックにも言えることで、歌の上手い人は声の輪郭をはっきり出すことができ、深い響きを出すことができます。この人の歌声が好きだなと思えるアーティストの歌声など、理想のビブラートを探して研究してみるのもひとつの手です。
プロ歌手に学ぶビブラートのコツ
プロの歌手が実践するビブラートは、その人ごとに様々なテクニックが施されています。例えば宇多田ヒカルさんや家入レオさん、ゴスペラーズの黒澤薫さんのように波が細かいちりめんビブラートと呼ばれるビブラートや、平井堅さんや川崎鷹也さん、MISIAさんのような波が比較的大きめで力強いビブラートなど、特徴的なビブラートによって聴くだけで誰の歌声かわかるアーティストは多く存在します。
もちろん人の心を打つ歌がうたえる秘訣は、ビブラートだけでなくブレスの使い方や発声、ロングトーンや活舌などたくさんのテクニックがあわさって成立するものです。ただ、その中でもビブラートは練習すれば実現可能であり、その人ごとの個性をもっとも出せるテクニックだといえるでしょう。ビブラートを歌の語尾やロングトーン以外の、曲の随所で散りばめられるようになると、本人さながらの歌唱で歌える楽曲がぐんと増えること間違いありません。
プロの実践テクニック
ビブラートが魅力的なアーティストの中でも、例えば以下の楽曲はビブラートの付け方がわかりやすく、個性と魅力を与えています。
・Mrs.GREEN APPLE/僕のこと
サビ前の「ああ」から一気に高音となりますが、息をたっぷり吸って音をとらえ、音と音のつなぎめに微細なビブラートを効かせることで壮大な世界観を生み出します。
・GAKT/ANOTHER WORLD
喉を自在に操るちりめんビブラートで名高いGAKTさんは、常に一定の振動を生み出すことでオリジナリティを生み出します。鍛え抜かれた胸筋を使い、高音低音どんな音域でもクリアな発声とともに美しいビブラートを効かせます。
・STORY/AI
スローな曲調だからこそロングトーンが重要になってくる曲ですが、一音一音を丁寧に歌うAIさんのビブラートは楽曲全体にキレイな流れを作っていきます。
自然なビブラートの作り方
先に説明したとおり、ビブラートを生み出す方法としてはあご、喉、横隔膜を使った3種類があります。特に横隔膜を使う際は、腹式呼吸が重要になります。そして、ビブラートを効果的に入れる場所といえば、やはりロングトーンです。腹式呼吸でお腹にいっぱい空気を送り込み、できるだけ長く声を出せるようになると、自然と横隔膜の筋肉が動くようになり、ビブラートが出しやすくなります。声に波を作ることよりも、まずは横隔膜を使って息を細かく途切れるように吐き出す練習から始めましょう。
また、ビブラートを多用した歌をよく聞き、歌い続けることでナチュラルな声の揺れが作れるようになります。ビブラートは、習得すればカラオケの採点時にも有利です。ぜひ練習し、高得点を狙いましょう。
ビブラート練習に役立つアプリとツール
ビブラートの練習は、アプリやツールを活用して行うことも可能です。以下のアプリやツールで、効果的にスキルを向上させてみてはいかがでしょうか。
・Voick(ヴォイック)
Voickは、音域測定やビブラートタイプ診断、ロングトーン診断、音程正確性診断など、多彩な歌声診断機能を搭載したボイストレーニングアプリです。リアルタイムのピッチ分析や採点機能つきのレッスンなどがあり、ビブラートのタイプを9つに分類し、自分のビブラートの特徴を把握することができます。
・毎日ボイトレ
毎日ボイトレは、1万人以上の指導実績を持つボイストレーナーのノウハウが詰まった無料のボイストレーニングアプリです。音程チェックやビブラートの練習など、3分という短時間から取り組める多彩なトレーニングメニューが用意されています。
・ボーカル音程モニター
ボーカル音程モニターは、マイクから入力した音声の音程をリアルタイムにグラフ表示するアプリです。横軸が時間、縦軸が音階となっており、カラオケや楽器の練習に活用できます。
カラオケを楽しむならコート・ダジュール
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まとめ
ビブラートは、自分の身体を使って声を揺らし、響かせることで音を美しく聴かせるテクニックです。ビブラートを習得すれば歌唱スキルが向上するだけでなく、聴いている人に自分のメッセージを届けやすくなる、表現の幅が広がるなど多くのメリットがあります。ビブラートの種類や難易度に驚いた人もいるかもしれませんが、誰でも最初は初心者であり、練習すれば誰でも上達することが可能です。ぜひ習得し、カラオケで高得点を目指しましょう!