カラオケで歌が上手くなる方法!褒められるコツと練習法を解説

カラオケで上手に歌っている人を見ると、「自分もあんな風に歌ってみたい!」と思う人も多いでしょう。カラオケが上手く聞こえる人は、実はいくつかのコツを押さえているのです。

歌が苦手な人や音痴な人がカラオケを上達させるために、本記事ではカラオケが上手い人とそうでない人の違いを解説します。また、カラオケが上手くなるコツや、家でもできる歌の練習方法を紹介します!本記事を参考に、自宅でも練習してみましょう。

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歌が上手く聞こえる人とそうでない人・音痴な人の違いとは?

カラオケで歌が上手に聞こえる人と音痴の人には音程の取り方や声量、リズムやテンポに違いがあります。それぞれを解説します。

1. 正しい音程で歌えているか

まず、歌が上手く聞こえる人は、原曲の音程を上手に捉えられています。あるフレーズの音程が半音下がっていたり、反対に半音高くなったりしてしまうと、歌は上手に聞こえないのです。

歌が上手い人は、原曲の音程や特徴をしっかりと捉えられています。そのため、カラオケが苦手な人は、まずは流れている曲と自分の音程にしっかりと耳を傾けて、音程を合わせてみましょう。

なお、音程がズレてしまう原因としては「自分の音域を把握していない」「喉に力が入りすぎて喉声になっている」といったことが挙げられます。無理に高音を出そうとして外れてしまうことも多いため、自分の出しやすい高さを知って選曲することもポイントです。

2.声量

カラオケが苦手な人や音痴の人にありがちなのが、自信がないために声が小さくなってしまうことです。声が小さくなると抑揚がつかなかったりテンポが遅れてしまったりして、ますます下手に聞こえる原因になってしまうため要注意。

歌が上手い人は、しっかりと声が出ていて抑揚をつけることが自然にできています。抑揚がつくと歌に感情が乗るため、より上手に聞こえるでしょう。

3.リズム・テンポ

リズムやテンポの取り方も、歌が上手く聞こえる人とそうでない人で明確な違いがあります。カラオケが苦手な人は、曲のリズムをつかめていないことが多く、のっぺりとした印象になりがちです。

反対に歌が上手い人は、リズムやテンポに乗れており聞き心地が良いです。特に初めて挑戦する歌は、リズムやテンポが遅れがちになるため、曲の後ろで聞こえるドラムやベースの音を意識してリズムを取ってみましょう。

リズム感を鍛えるためには、メトロノームアプリを活用して歌のテンポに合わせて声を出す練習や、手拍子で裏拍(2拍目・4拍目)をとる練習がおすすめです。リズムの基礎を体で覚えることで、自然と歌全体の安定感が増していきます。

カラオケでの歌が上手くなる方法・コツ

ここからは、カラオケで歌が上手くなる方法やコツを5つ紹介します。すぐに実践できるものばかりのため、ぜひ取り入れてみてください!

1. 歌う前の準備運動!身体と喉をほぐすストレッチ

まずは、身体と喉をほぐしましょう。歌を歌うためにはお腹から声を出したり、正しい姿勢で歌ったりするなど、いわば運動と変わりありません。

特に発声のためには喉周辺やお腹周りの筋肉を使わなければなりません。ウォーミングアップをしないままだと、声が出ないどころか喉を痛めてしまう原因になるため注意が必要です。

おすすめの準備運動のひとつが「リップロール」です。唇を閉じた状態で、息を出しながら「ブルルルル......」と唇を震わせるこの方法は、喉を締めずに声帯を振動させる練習になります。リップロールを音階で行うことで、音程の安定や滑らかな声のつながりをサポートしてくれます。また、唇や顔まわりの余分な力が抜けることで、自然な発声にもつながります。

2.自分の声・音域にあった曲を選ぶ

歌っていて辛くない、相手に上手に聴かせるためには、自分の声や音域にあった曲を選ぶのもカラオケで歌が上手く聞こえるコツです。

自分に合ったキーがわからないという人は、アプリなどで自分のキーを探すこともできます。また、いつものカラオケで歌いやすい曲や点数が伸びやすい曲があれば、それが自分に合うキーかもしれません。最近では、カラオケの採点機能でも自分の音域を分析してくれるため、参考にしてみましょう。

「自分の音域(キー)がわからない」という人は、スマートフォンのアプリであるようなキー測定アプリなどを使うことで、自分の出せる高音・低音を測定しチェックできます。

3.マイクの位置と姿勢に気を付ける

マイクの位置や持ち方、歌うときの姿勢もカラオケが上手くなるコツです。その中でも多くの人が見落としがちなのがマイクの持ち方です。

マイクを持つときの姿勢は、あごを引いて背筋を伸ばします。骨盤を前に出すように立ったら、マイクは口に対して斜め下の45度の位置で持ちます。声をしっかり響かせて音を拾うためには、正しい姿勢とマイクの持ち方に気をつけましょう。

NG例として、マイクのヘッド(先端の音を拾う部分)を手で覆うように持ってしまう人がいますが、これは絶対に避けましょう。

ヘッド部分を握ると、マイクの音の拾い方が悪くなり、こもったような音やノイズが発生してしまいます。また、エコーのかかり方も不自然になり、全体的に聞き取りづらい印象になります。

さらに、マイクが口元から遠すぎたり、横向きに構えてしまうと、声がマイクにうまく届かず、小さく弱々しく聞こえてしまうこともあります。

4.腹式呼吸で安定した声量を手に入れる

カラオケで歌うときには、声のボリュームを意識します。遠くに向かって声を出すのを意識するだけで、声量が上がります。このとき、緊張していると喉がキュッとしまって声が出にくくなるため、なるべくリラックスすることが大切です。

また、腹筋に力を入れると声を出しやすくなり、力強く歌えます。腹式呼吸を意識して、姿勢を正して歌いましょう。

腹式呼吸は、息を吸うときに胸ではなくお腹をふくらませるようにして、横隔膜をしっかり動かす呼吸法です。

腹式呼吸の簡単な練習方法としては、仰向けに寝た状態でお腹の上に軽く手を置き、ゆっくり鼻から息を吸ってお腹をふくらませ、口から細く長く息を吐くという方法があります。

5.母音に気を付けて歌う

歌うときは子音だけでなく母音も意識して歌うと、安定感が増してカラオケが上手く聞こえます。母音は「a」「i」「u」「e」「o」、子音は「ka」「ki」「ku」「ke」「ko」など太字の部分です。言葉がきれいに聞き取れる歌い方をすると、より歌が上手く聞こえるようになるでしょう。リズム感のある曲を歌うときは、特に子音を意識すると上手く聞こえます。

たとえば、いきものがかりの「ありがとう」の冒頭フレーズ「ありがとうって伝えたくて」の部分を「a i a o u e u a e a u e」と、母音だけでゆっくり発音する練習をしてみましょう。音を外してしまう原因の多くは、子音よりも母音の発声が不安定になっているためです。母音に注目することで、音の芯が安定します。

家でもできる!歌が上手くなる具体的な練習方法

家でコツコツ練習すれば、カラオケでも注目されること間違いなしです。最後に家でもできる歌の練習方法を紹介します。

1. 自分の歌を録音して客観的に聴き返す

自分の歌声には必ずクセがあります。客観視するためには、自分の歌声を録音してみるといいでしょう。

ブレスを入れる箇所、音程やリズムはあっているか、無理な音域で歌っていないかなど、客観視してその部分を直すのが、カラオケが上手くなる一番の練習方法です。自分の苦手な部分を分析して、何度も練習してみましょう。

録音を聴く際には、以下のポイントをチェックしてみましょう。

音程......原曲と比べて高すぎたり低すぎたりする部分はないか。

リズム......テンポからズレている部分はないか、リズムに乗れているか。

息継ぎ......呼吸のタイミングが適切か、苦しそうに聞こえていないか。

声の震えや安定感......高音やロングトーンで声がブレていないか。

これらを意識しながら何度も録音・再生を繰り返すことで、自分の弱点を分析し、ピンポイントで改善できます。

2. お手本を徹底分析!曲を聴き込みメロディとリズムを覚える

カラオケで上手く歌いたい曲があれば、その曲を何度も聞いてみましょう。特に意識したいのは、曲のリズムや抑揚のつけ方、発音・発声の仕方などです。

原曲を完コピする勢いで特徴を捉えることができれば、カラオケでも自信を持って歌えます。また、歌詞のうろ覚えも自信のなさにつながるため、歌詞もしっかり覚えましょう。

具体的には、次のような点に注目して聴くようにしてください。

メロディライン......音の上がり下がりやフレーズの終わりの音程に注意。

リズムとテンポ......ドラムやベースのビートに合わせてリズムを体に覚えさせる。

息継ぎのタイミング......ボーカルがどこでブレスを入れているかを確認。

抑揚や感情表現......サビで強く、Aメロで優しくなど、強弱の付け方を分析。

言葉の発音......聞き取りやすい母音の響かせ方や、語尾の処理方法なども参考に。

原曲の細部を「真似る」ことから始めると、自然とリズム感や発声方法が身につきます。

3.正しい呼吸法・発声法で練習する

歌が上手くなるためには、正しい呼吸法や発声法も欠かせません。自宅での練習で正しい方法を取り入れることで、カラオケでも上手く歌えるようになります。

正しい呼吸法とは、皆さんもよくご存じの腹式呼吸です。腹筋を意識して呼吸すれば声量アップやロングトーンにつながります。また正しい発声法には、滑舌トレーニングやタングトリルなどの方法があります。どの方法も手軽にできるため自分のやりやすい方法を取り入れてみてください。

呼吸法の基本となるのは、よく知られている腹式呼吸です。胸ではなくお腹で呼吸することで、十分な息を蓄えられるようになり、声量の増加やロングトーンの安定につながります。

腹式呼吸の練習ステップは下記のとおりです。

1.仰向けに寝て練習する

仰向けになり、お腹に手を置いて鼻からゆっくり息を吸います。このとき、お腹がふくらむのを感じられれば腹式呼吸ができています。口からゆっくり息を吐きながら、お腹がへこむ感覚も確認してください。

2.立った状態で応用する

背筋を伸ばし、軽く膝を緩めてリラックスした姿勢で行います。お腹に手を添えて、先ほどと同じように腹を膨らませる意識で息を吸い、ゆっくり吐いていきます。姿勢が崩れると胸式になりやすいため注意が必要です。

腹式呼吸を習得することで、「高音になると息が続かない」「フレーズの途中で苦しくなる」といった悩みが自然と解消されていきます。

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まとめ

カラオケで「上手い!」と褒められるためには、音程やリズム、声量、姿勢、呼吸法など、いくつかのポイントを押さえることが大切です。自分の声に合った選曲をしたり、原曲の聞き込みや録音での客観的なチェックを重ねることで、確実に歌のクオリティは向上していきます。

本記事で紹介したコツの中から、まずは1つでも実践してみてください。

よくある質問

どうやったら歌が上手くなる?

歌が上手くなるためには、まず腹式呼吸を習得し、リップロールなどの発声練習を取り入れるのが効果的です。あわせて、自分の歌声を録音して聴き返すことで、音程やリズムのズレを客観的に確認できます。こうした練習を継続することが上達の近道です。毎日15分でも継続すれば、1〜2ヶ月で明らかな変化を実感できるでしょう。

カラオケが下手な人の特徴は?

音程が不安定だったり、リズムに乗れていなかったり、声が小さすぎて聞き取りにくいといった特徴があると、カラオケが苦手に見えてしまいます。たとえば、原曲より高すぎるキーで無理に歌っている場合も音程がズレがちです。改善の第一歩として、自分の音域に合う曲を選ぶことや、録音して自分の歌を客観視する習慣を始めてみましょう。

歌が上手くなるためのアプリはありますか?

歌の上達には、「分析採点JOYSOUND」や「Pokekara」などのカラオケアプリ、「ずっしーの音感トレーニング」などのボイストレーニングアプリが便利です。カラオケアプリは採点機能を活用して自分の弱点を把握でき、ボイトレ系アプリでは発声や音程練習が可能です。スキマ時間に手軽に使えるため、継続もしやすくおすすめです。

歌が上手くなるまでどのくらいかかりますか?

個人差はありますが、毎日15分の練習を続ければ1〜2ヶ月で安定した発声や音程を実感できる人もいます。週3回30分程度の練習でも、3ヶ月ほどで自信を持って歌えるようになるケースが多いです。重要なのは、短期間での変化を期待しすぎず、正しい方法で練習を積み重ねていくことです。

カラオケ コート・ダジュール制作チーム

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