この記事では、一人でできる出し物からチーム対抗戦まで、会場の規模や参加者の年齢層に合わせたアイディアを紹介します。企画の立て方や進行のコツも解説するので、楽しい忘年会にするためにもぜひご覧ください。
一人でできる忘年会出し物
忘年会では、女子や新人でも挑戦しやすい「一人でできる出し物」があると安心です。用意が簡単で短時間で披露できるネタであれば、場も盛り上がりやすいです。以下に、一人でできる忘年会出し物の代表例を紹介します。
・カラオケ
誰もが知る定番の出し物。選曲次第で一気に盛り上がる。
・マジック
カードやコインを使った簡単なネタは短時間で習得可能。
・一発芸
モノマネや替え歌など即興性のあるネタはインパクト大。
・バルーンアート
道具さえあれば見栄えもよく、子どもにも好評の出し物。
カラオケ
カラオケは忘年会の出し物として定番です。誰でも参加しやすく、会場の雰囲気を一気に明るくできます。カラオケで忘年会を盛り上げる場合、世代や雰囲気を考慮した曲選びがポイントです。
おすすめなのは、全員が口ずさめるような明るいヒット曲。具体例を挙げるなら、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」やKing&Princeの「シンデレラガール」などがあります。身振り手振りを添えて歌えるため、自然に拍手や合いの手も起きやすいでしょう。
一方、上司世代には、サザンオールスターズの「TSUNAMI」、B'zの「ultra soul」、ZARDの「負けないで」など往年のヒット曲がおすすめです。世代ごとに好まれる曲を織り交ぜれば、誰も置いて行かれない雰囲気を作れるでしょう。
さらに盛り上げたい場合は、デュエット曲や合唱できる曲を選ぶと、一体感が高まります。曲の合間に拍手を誘ったり、サビの前に掛け声をかけたりするだけでも盛り上がります。ただし、長いバラードは集中力が切れやすいため、時間配分も意識するとよいでしょう。
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マジック
身近な道具で不思議な現象を目撃できるマジックは、忘年会に取り入れやすい出し物です。大がかりな準備や専門的な技術がなくても、短時間の練習で披露できるものもあり、観客の視線も釘付けになるでしょう。
定番なのは、トランプを使ったカードマジックです。選んだカードを当てる基本的なネタであれば、仕組みさえ覚えれば披露でき、挑戦しやすいです。観客にカードを引いてもらう演出を加えると、参加型の余興として注目が集まります。
初心者におすすめなのは、輪ゴムを使ったすり抜けマジックです。道具も少なくて済み、手順も短いため、失敗しにくく、時間がかかりすぎない点もメリットです。
練習方法は、一人で繰り返すよりも、家族や友人にも見てもらい、反応を確かめるのがコツ。繰り返し練習を行えば、初心者でも見ごたえのある余興になるでしょう。
一発芸
一発芸は手早く場の雰囲気に変えられる出し物として、忘年会でも人気です。その場ですぐに実行できる点が魅力ですが、恥ずかしくて声が小さくなったり動きが控えめになったりすると、盛り上がりに欠ける可能性があります。
成功させるには、事前に短時間だけ練習して声を出すこと、そして「これで笑ってもらえれば十分」という気持ちで思い切って演じることが大切です。
一発芸の定番は、モノマネです。芸能人の声まねや上司の特徴を軽くまねるなど、誰でもわかる題材を選ぶと受けやすくなります。また、替え歌も人気で、有名な曲に社内の出来事や流行語を盛り込むと、親近感が生まれます。短いサビ部分だけをアレンジすれば時間を取り過ぎず、失敗しにくいでしょう。
さらに、小道具を取り入れるのもおすすめです。サングラスやかつらをつけて登場するだけでも一笑い起き、世代や性別問わず受け入れやすくなります。
バルーンアート
バルーンアートは、視覚的に楽しめる出し物として忘年会にもおすすめです。風船をねじって形を作るだけなので派手な動きがなくても盛り上がり、披露後はそのまま参加者に配って楽しんでもらえます。
基本的な作り方は、細長い風船に空気を入れ、ねじる部分を数か所作って形を整えます。最初に挑戦しやすいのは、犬や剣です。いずれも手順が少なく、数回ねじると完成するため、初心者でも限られた時間の中で習得しやすいでしょう。
華やかさを演出したい場合、花やハートがおすすめです。完成後に会場の装飾として並べたり、参加者に渡したりすれば、出し物を超えてイベント全体の雰囲気作りに役立ちます。
必要な道具は、バルーンアート用の風船と専用の空気入れ。風船は膨らませすぎると割れるので、端に少し余裕を残して膨らませましょう。練習用に数本準備しておくと安心です。練習するときは、動画を見ながら何度か繰り返し手順を覚えましょう。本番では、観客に色を選んでもらい、会話しながら進めてくださいね。
みんなで楽しめる忘年会出し物

全員参加型の出し物は、以下のような特徴があります。
・ルールがシンプルで誰でも参加できる
・世代や立場を問わず公平に楽しめる
・チーム戦やグループ形式にすると交流が生まれる
・景品を用意するとモチベーションが高まりやすい
企画を選ぶ際は、理解しやすい内容を選びましょう。難しいルールや長時間かかるゲームは避け、短時間で盛り上がるものを優先するのがポイントです。ここでは、みんなで楽しめる忘年会の出し物を紹介します。
クイズ
クイズはルールがシンプルで理解しやすく、参加者も没頭しやすい出し物です。出題方法は以下の形式があります。
・スクリーンや紙に問題を表示し、チーム対抗で答える形式
・司会が口頭で出題し、早押しや挙手で答える形式
両者とも手早く進められるため、会場全体の雰囲気を壊さずに進行できるでしょう。問題は工夫次第で、さまざまなジャンルを出題できます。誰でも答えられる一般常識クイズや音楽イントロ当てなどは定番です。
また、会社にまつわるクイズもおすすめです。社長の出身地や部署に関する豆知識などを盛り込むと親近感がわき、参加しやすい雰囲気が作れるでしょう。
楽しいクイズ大会にするには、正解したチームや個人にちょっとした景品を渡すのがおすすめ。難問ばかりにせず、誰かが答えられる問題を混ぜると、多くの人が熱中しやすくなります。
ダンス
音楽に合わせて体を動かすダンスは、忘年会を盛り上げる出し物としてぴったりです。短いフレーズを繰り返す振り付けであれば、練習時間が少なくても覚えやすく、年配の方でも挑戦しやすくなります。
曲を選ぶポイントは、動きがシンプルなものや手拍子ができるもの。DA PUMPの「U.S.A.」や星野源の「恋ダンス」など、誰でも知っているような曲なら取り入れやすいです。上司世代が多い場合、昭和のヒット曲に合わせて簡単な振り付けにアレンジしましょう。知っているメロディに合わせて動くだけで、自然と笑顔になるはずです。
指導の仕方は、事前に数人が中心となって練習し、当日は前に立ってお手本を示す方法がおすすめ。短いパートに区切って振り付けの流れを段階的に説明すると、初めての人でも覚えやすくなります。
さらに、チームごとに踊ってどちらがよりそろっているかを競う形式にすると、ゲーム性が加わり、会場全体が盛り上がります。時間は3〜5分程度で十分です。長すぎず短すぎない演目にすると、場のテンポを崩さずに楽しめるでしょう。
ビンゴゲーム
ビンゴゲームは、番号が読み上げられるたびにワクワクする出し物です。カードを配ってそろうのを待つだけのわかりやすさが魅力で、役職に関係なく参加できるため、会場全体を巻き込んで没頭できます。
準備が必要なのは、ビンゴゲーム抽選用の数字セット、景品です。スマホの専用アプリを使って抽選する方法もあるため、紙のカードが用意できない場合でも気軽に進行できます。景品は文房具やお菓子などの手軽なものから、旅行券や家電などの豪華なものまでさまざまです。
進行方法は、司会者が軽快なトークを交えながら数字を読み上げると、待ち時間も退屈しません。また、リーチが出た人に前に出てもらったり、複数人同時にビンゴになったときはじゃんけんをしたりするなどの変化を加えると、参加者のテンションも上がるでしょう。
後出しじゃんけん大会
後出しじゃんけんは、普段のじゃんけんの逆にしただけなのに、思わず笑いがこぼれるゲームです。司会者が「グー!」と声を上げて手を出すと、参加者は後出しで勝たなければいけません。頭ではわかっているのに体がついていかず、負けてしまったり同じ手を出したりして、会場のあちこちから歓声や笑いが起こります。
進め方はシンプルですが、初めての人もいる場合、司会者が始めにお手本を見せると安心です。「私がグーを出したら、皆さんはパーを出してください」とデモンストレーションをするだけで、混乱を防げます。勝てなかった人は脱落となり、最後まで残った人が優勝です。
短い時間で決着がつくので、忘年会の余興にちょうどよいテンポといえるでしょう。
後出しじゃんけん大会を盛り上げるには、司会者の工夫が必要です。最初はゆっくり進め、慣れてきたらスピードを上げるとミスが増えて笑いが広がります。「次は負けてください」「あいこでも勝ちです」といったルール変更や「利き手ではない方で!」といったアレンジもおすすめ。
予測不能な展開になり、「あれっ?間違えた!」と思わず声をあげる人が出たりと、賑やかな雰囲気を作れるでしょう。
チーム対抗の忘年会出し物
忘年会の出し物を盛り上げるには、チーム対抗で競えるチーム分けは部署ごとや年代別でも良いですが、くじ引きでランダムにすると普段接点のない人同士の交流が生まれます。勝敗をつければさらに盛り上がり、景品を用意すると熱中しやすくなるでしょう。
ここでは、チーム対抗の忘年会の出し物を紹介します。
・ピンポン玉リレー
・ジェスチャーゲーム
・イラスト伝言ゲーム
ピンポン玉リレー
ピンポン玉リレーは、チーム戦で夢中になれる定番のゲームです。ルールは各チームが列になり、先頭の人がスプーンやお箸にピンポン玉を載せてスタート地点から折り返し地点まで運び、次の人にリレーしていきます。ゴールまで早く運び終えたチームが勝利です。
必要な道具は以下のとおり。
・参加人数分のスプーンやお箸
・ピンポン玉
・コースを区切る目印
折り返し地点を決めて直線コースを作れば、室内でも簡単に実施できます。
盛り上げるポイントは、落としたときのルールをあらかじめ決めておくことです。落としたらその場で拾って再開にすれば混乱がなく、会場全体もハラハラしながら見守れます。また、自然と応援したくなるため、チーム同士の一体感も生まれるでしょう。司会者が実況すると、さらに盛り上がります。
ただし飲酒している宴会では、安全対策として転倒を避けるために、走らず歩いて進むルールを設けることが必要です。年配の多い会場では、スプーンをお玉に変える、距離を短めにするなどの難易度を調整し、参加しやすくしましょう。
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、言葉を使わずにお題を身振り手振りで表現し、チームの仲間に当ててもらう出し物です。準備するのはお題と書いたカードとタイマー。シンプルですが、笑いは絶えずチームの団結を感じられるゲームです。
ルールは一人が舞台に立ってお題をジェスチャーゲームで表現し、制限時間内に仲間が正解を当てます。回答者が出した言葉に反応してはいけないといったルールを始めから明確にしておくとスムーズです。お題は、スポーツや動物、職業など動きで表現しやすいものを中心に選びましょう。
難しすぎるお題は時間がかかるため、簡単に体で表現しやすいテーマを選ぶのがコツです。
進行方法は、チームごとに交代でチャレンジし、制限時間内に正解した数を競います。お題の引き方をランダムにすると公平さを保てるでしょう。司会者がリアクションやツッコミを交えて実況風に盛り上げれば、観客も一緒に楽しめます。
審査基準は、正解数とどのくらい盛り上がったかで決めるのがおすすめ。多少外れても面白ければ加点すると、会場全体が良い雰囲気になるでしょう。
イラスト伝言ゲーム
イラスト伝言ゲームは、絵を通じてお題をリレーするチーム対抗のゲームです。ホワイトボードスケッチブックを使い、一人が描いた絵を次の人が見て描写し、最後の人が何の絵なのかを当てます。
必要な道具は以下のとおり。
・チームごとのホワイトボード、または紙とペン
・人数分のマーカー
・タイマー
・お題を書いたくじ
お題は動物や食べ物など形を表現しやすいものを選びましょう。1人あたり20〜30秒の制限時間を設け、順番に絵を描き伝えていきます。
最後の人が答えを発表したら、審査に移ります。審査基準は正解にどれだけ近いかを点数で採点し、ユニークな絵や予想外の展開には加点してもOKにしましょう。個性あふれる絵が並ぶと、会場には拍手や歓声がわき上がり、温かい雰囲気になります。司会者はテンポよく進行し、最後にお題を明かすと、参加者の驚きと笑いが重なり、余韻の残る楽しい締めくくりになります。
盛り上がる出し物を行うコツ
忘年会の出し物を成功させるには、以下がポイントです。
・全員が楽しめる企画にする
・会場に適した出し物にする
・時間内に終わらせる
まず、参加者の層や会場の広さに合う内容の出し物を選び、必要な道具や進行表を事前に準備しましょう。当日はルール説明を簡潔に行い、全体の流れを意識して進行することが大切です。拍手や掛け声などを交えながら場を温めると、会場も活気に包まれるでしょう。
全員が楽しめる企画にする
忘年会の出し物は、特定の人だけではなく、全員が参加して楽しむことが大切です。年齢層や性別、部署の雰囲気などを考え、みんなで楽しめる内容を企画しましょう。例えば、チーム対抗のクイズやジェスチャーゲーム、ビンゴなどは、世代を超えて一緒に楽しめる出し物としておすすめです。
若手社員だけで盛り上がる内容だと、上司世代が見守る側に回るため、全員が役割を持てる形式にするのがポイント。また、笑いを取りに行くタイプの出し物は、相手のいじり過ぎに注意が必要です。
見ている人が不快にならず、「自分もやりたい」と思える空気を作ることが幹事の見せ所といえるでしょう。事前にアンケートを取り、興味のあるテーマを探るのも良い方法です。
会場に適した出し物にする
出し物を企画するときは、会場の広さや設備に合った内容を選びましょう。スペースが限られているのに、大きな動きのある企画を行うと安全面が不安になり、広い会場で小道具中心の演出をすると、後ろにいる人は見えづらくなります。
広めの会場では、チーム対抗のピンポン玉リレーやダンスなど、体を動かす企画がぴったりです。広さを活かして距離感のある演出を取り入れると、見ごたえ十分になります。
一方、スペースが限られた場所では、クイズやビンゴ、ジェスチャーゲームのように、座ったままでも楽しめる出し物が向いています。道具の準備も少なく、声やリアクションで盛り上がるため、スペースが狭くても実施しやすいでしょう。
忘年会をスムーズに進めるためには、事前の会場確認が必要です。マイクやスピーカーの有無、コンセントの位置、照明の明るさなどをチェックしておくと安心です。音楽や映像を使う予定がある場合、再生機器が対応しているか、音量の調整ができるかも確認しておきましょう。
時間内に終わらせる
忘年会の出し物は、限られた時間の中でメリハリをつけて進めることが大切です。いくら内容が面白くても、長引くと観客は飽きてしまいます。最初に全体の持ち時間を確認し、出し物ごとに開始や終了、入れ替えの時間を明確に決めておきましょう。
目安として、一つの出し物は5〜10分です。余興を複数行う場合、事前にリスト化して順番を決め、司会者と共有しておくと長引く心配がありません。
時間オーバーを防ぐには、リハーサルとタイムキーパーの設定がおすすめです。あらかじめ通し練習をしておき、どこで時間がかかるかを把握しておくと、当日も余興の時間の管理をしやすくなります。
また、予定外のハプニングに備えて、5分ほどの調整枠を取っておくのもポイントです。巻きで進める場面と、少し引き延ばして調整する場面を事前に決めておくと、落ち着いて対応できます。
忘年会するならコート・ダジュール
忘年会をするならコート・ダジュールがおすすめです。ステージやプロジェクター付きのコンセプトルームが完備され、出し物をするのにも向いています。広めのパーティールームでは、大人数でもゆったり過ごしながら、忘年会を楽しめます。
パーティープランを選べば、料理を逐一注文する手間も省けるでしょう。一年の締めくくりに、歌って笑って楽しめる忘年会を開くなら、コート・ダジュールをぜひご利用ください。
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まとめ
忘年会の出し物は、準備の手軽さに加え、みんなで楽しめるかを重視しましょう。一人で挑戦できるカラオケやマジック、チームで盛り上がるクイズやリレーなど、会場の広さや参加者の世代に合わせて企画を選ぶことがポイントです。
司会進行やルール説明を丁寧に行えば、初めての人でも参加しやすくなります。出し物を通じて自然に会話が生まれると、交流のきっかけになり、楽しい気持ちで一年を締めくくれるでしょう。
よくある質問
高齢者にウケる出し物は何ですか?
世代を問わず楽しめる懐メロカラオケや昭和クイズなどがおすすめです。昔流行った曲や時代の話題を取り入れると、懐かしさから会話も弾みやすくなるでしょう。
忘年会の出し物に充てられる時間は?
一つの出し物に付き、5〜10分が目安です。いくつか出し物を組み合わせる場合、合計で30〜45分程度に収めると飽きずに楽しめます。
カラオケ コート・ダジュール制作チーム
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