文化祭のあと、クラスメイトと「おつかれさま!」と盛り上がれるのが打ち上げの時間。せっかくなら、予算内で楽しめて、全員の思い出に残る場所を選びたいですよね。
この記事では、高校生に人気の打ち上げスポット10選と、計画するうえで押さえておきたい注意点を解説します。みんなが笑顔で楽しめる打ち上げを叶えるために、ぜひ最後までチェックしてください。
高校生の打ち上げの予算はいくら?
高校生の打ち上げ予算は、アンケート結果によると一人あたり2,001〜3,000円程度が多いようです。この価格帯ならお小遣いやアルバイト代の中でやりくりしやすく、家族に少し援助してもらう場合でも負担が大きすぎない金額ですね。
高校生が打ち上げに利用する食べ放題店は、平日のディナープランが2,000〜3,000円前後に収まるところが多く、このあたりが相場のようです。次いで、3,000~4,000円台や1,500〜2,000円台という声もありました。
ちょっと良いプランを選んだり土日に開催すると3,000円を超えることもある一方、カラオケ中心の打ち上げなら1,500〜2,000円程度に抑える工夫も可能です。
中学生の場合
中学生の打ち上げは、1,001〜1,500円ほどの予算で楽しめる場所が人気です。カラオケやボウリングなど、遊びを中心にしたプランが好まれています。気軽に参加しやすく、みんなでワイワイできることがポイントです。
高校生の打ち上げの場所を選ぶ時の基準
高校生が打ち上げの場所を選ぶときのポイントは、以下のとおりです。
・予算が安いこと:
クラス全員が参加しやすいように、料金の安さを優先することが大切です。
・大人数を収容できること
打ち上げは、30〜40人規模の大人数になることもあります。そのため、学校近くでクラス全員が入れるかどうか、予約できるかも重要です。
・メニューが豊富でみんなが食べられること
苦手なものばかりにならないように、メニューの種類が多いお店が望まれています。
・周りに気兼ねなく盛り上がれる個室があること
クラスメイトと騒いでも周囲に迷惑をかけないように、個室や店全体が賑やかな雰囲気か、といった点もチェックされています。
・一人あたりの料金プランが明確なこと: コース料理や食べ放題プランがあり一人あたり○○円と決まっているお店だと、集金や精算がスムーズなので安心です。
これらの条件すべてに完璧に当てはまる店はなかなかありませんが、予算や重要視するポイントに優先順位を付けてお店を選ぶのがコツです。
打ち上げの目的は?
打ち上げは行事が終わったあとのお疲れさま会ではなく、イベントの一部として大切な思い出づくりの場です。アンケートでも、「打ち上げに参加する目的」として最も多かった答えは、「みんなで思い出を作るため」でした。
文化祭や体育祭といった行事はクラスメイトと協力して作り上げるもの。その達成感を共有し、さらに仲を深めることが打ち上げ最大の目的なのかもしれません。
高校生が打ち上げに選ぶ場所10選
文化祭の成功を祝うなら、みんなで思いっきり楽しめる場所選びが大事。ここでは、打ち上げにおすすめの10カ所をご紹介します。
カラオケ
カラオケは個室で防音もしっかりしているため、周りに気を遣わず思い切り盛り上がれるのが魅力です。店舗によっては30〜40人が入れるパーティールームが用意されており、クラス全員で一つの部屋に集まって歌って騒げるところもあります。
料金も学生割引が利くお店が多く、時間帯や店舗次第では1人1,000円程度で楽しめるケースもあります。飲み物やお菓子の持ち込みOKのチェーン店もあり、工夫次第で安く盛り上がれるのも人気の理由です。
焼肉
焼肉も打ち上げの人気スポットのひとつです。みんなで焼肉を囲んで食べれば自然と盛り上がりますし、何よりお腹いっぱい安く食べられるのが魅力的。焼肉きんぐのように全国で数百店舗を展開する大型チェーン店なら、学校の近くでも見つけやすく大人数でも予約しやすいでしょう。
さらに、食べ放題コースなら一人当たりの料金が事前に決まっているので、会費の準備や徴収が楽なのもメリットです。
ファミレス
気軽に入れてメニューも豊富なファミレスも、打ち上げ場所として定番です。ガストやサイゼリヤなどのチェーン店は安くて大人数でも利用しやすく、ピザやパスタ、ハンバーグまでみんなが好きな料理がそろっています。
とはいえ、通常のファミレスは予約ができなかったり、人数に限りがあったりする場合が多いので、クラス全員というより仲の良いグループ数人で集まるときに使われることが多いようです。
しゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶのお店は、お肉だけでなく野菜もたくさん食べられるので、ヘルシー志向の生徒にも好評です。ソフトクリームや綿あめが自分で作れる機械が置いてあり、自分たちでデザートを作れるサービスも見逃せません。
同じ鍋を囲むことで普段あまり話さないクラスメイトとも自然とコミュニケーションが取れ、クラスの親睦を深めるにはもってこいの場所といえるでしょう。
ファストフード店
学校帰りに立ち寄りやすいファストフードのチェーン店も、高校生に人気の打ち上げ場所のひとつです。ファストフード店は安価でメニューも豊富なので、各自好きなものを注文しやすく、お財布に優しいのが魅力です。
店内は長居しやすいカジュアルな雰囲気で、おしゃべりも弾むでしょう。店舗数が多く、学校近くや街中でも見つけやすいため、場所に困らないのもメリットです。
バーベキュー
開放的に楽しみたいなら、屋外でのバーベキューがおすすめです。みんなで食材を焼きながらおしゃべりしていると、準備の段階から楽しい思い出になります。
ただし、バーベキュー場によっては未成年者だけでの利用を禁止している場合も多く、保護者の同伴が必要になるかもしれません。高校生だけで利用できるのかを事前に問い合わせ、大人の手配が必要なら、先生や保護者に相談してみましょう。
お好み焼き・もんじゃ焼き
お好み焼きやもんじゃ焼きは、鉄板を囲んで「上手にひっくり返せるかな?」と盛り上がりながら、自分たちで調理して食べる楽しさがあります。
選べるメニューは絞られるものの、2,000円台で食べ放題できるコースを提供しているところもあります。焼肉ほど料金が高くなく、リーズナブルに大人数でお腹いっぱいになれる点も人気の理由です。
ボウリング
文化祭の打ち上げで、ボウリング場を利用するケースもあります。ボウリングはルールが簡単で運動が苦手な人でも楽しみやすく、クラスで対戦すれば盛り上がります。事前にレーンを複数確保しておけば、チーム対抗戦にしてクラスで競い合えるのも魅力です。
料金も安く、1ゲームあたり600〜800円程度、投げ放題プランでも2,000円前後が目安。貸靴代が別でかかりますが、人数で割り勘すれば低予算で遊べるスポットといえるでしょう。
レンタルスペース
飲食店以外の選択肢として、レンタルスペースがあります。キッチン付きのパーティールームや多目的スペースを自分たちだけで貸切るというスタイルです。プロジェクターで動画を映したりゲーム機を持ち込んで遊んだりと、自由度の高い打ち上げが実現できます。
スライドショーや映像鑑賞会などのユニークな企画もできるので、「自由に盛り上がりたい!」というクラスにはピッタリでしょう。
ビュッフェ・バイキングの店
みんなの好みがバラバラの場合、ビュッフェ形式の食べ放題のお店なら安心です。寿司から焼肉、スイーツまで幅広くそろうバイキングのお店では、それぞれが好きなものを好きなだけ食べられます。
例えば、ピザ食べ放題のシェーキーズでは、出来たての色々なピザに加えてパスタやフライドポテト、カレーまでメニューが豊富。アメリカンな雰囲気のおしゃれな店内も高校生に人気です。デザートバイキングのスイーツパラダイスは、30種類以上のスイーツが食べ放題で、甘いもの好きの高校生にはたまらないお店です。
高校生が文化祭の打ち上げをする時の注意点
打ち上げは楽しいイベントですが、トラブルを防ぐための注意点もあります。ここでは、高校生が文化祭後の打ち上げを安全・安心に楽しむためのポイントを見ていきましょう。
全員が無理なく払える予算にする
お店選びは、参加者全員が予算内に収まるかどうかが重要。クラス全員で楽しむ打ち上げで、お金が理由で行けない人が出ないように、リーズナブルなお店を選ぶことが大切です。
もし、費用をさらに抑えたいなら、平日の早い時間帯の食べ放題割引を利用したり、文化祭翌日の振替休日のお昼に開催したりといった工夫をしましょう。
校則で打ち上げが許可されているか確認する
文化祭の打ち上げを計画する前に、校則で打ち上げが許可されているか確認しましょう。学校によって、行事後の生徒だけでの打ち上げ・集会行為を禁止している場合もあります。
隠れて打ち上げしても、大人数で行動すると目立ち、私服でも会話の内容から学校が特定されて連絡される可能性もあります。校則で禁止されている場合は無理に行わず、クラス内でのお祝い程度に留めておきましょう。
お酒のあるお店は避ける
文化祭の打ち上げの場所は、お酒を提供するお店は不向きです。法律でも高校生は飲酒が禁止されていますし、そもそも18歳未満だけの入店を断っている店舗も多いです。仮に入店できたとしても、店員さんや周囲のお客から「飲酒するのでは?」と疑われ、学校や警察に通報される可能性もあります。
打ち上げを居酒屋で行うこと自体、トラブルのきっかけになりかねないので、幹事役は注意が必要です。
早めに予約する
大人数が入れるお店で打ち上げをしたい場合、早めの予約が欠かせません。近隣の高校も同じ日に文化祭があったなら、人気店ほど予約争奪戦になると考えておきましょう。
とにかく早い時期から打ち上げの話し合いを始め、行きたいお店が決まったら行事前でも、予約できるか問い合わせてみると安心です。
お店で騒ぎすぎない
文化祭の打ち上げがファミレスやフードコートなど、オープンスペースの場合、周りの他のお客さんの迷惑にならないよう気を付けましょう。また、調子に乗って料理を大量に取りすぎて食べ残すのもマナー違反です。
利用しているお店に感謝の気持ちを持ち、店員さんや周囲のお客さんへの礼儀を忘れないことが大切です。
制服で行くときは周りに迷惑をかけない
打ち上げ当日、制服のままお店に行く場合は要注意です。ほとんどのお店は高校生の制服来店を受け入れてくれますが、中には学校帰りの生徒の立ち寄りが禁止だったり、制服姿だと入店を断られたりするケースもあります。
制服での入店が禁止されていなくても、制服を着ていればどこの学校の生徒か一目瞭然ですから、店内での態度が悪かったり騒ぎすぎたりすると学校に苦情が入る可能性も。私服であってもマナーは同じですが、制服で打ち上げに行くときは周囲への気遣いを忘れずに行動しましょう。
早めに切り上げる
打ち上げのあとは、夜更かしせず早めに解散することも大切です。地域によって差はありますが、青少年保護育成条例で「18歳未満は夜22〜23時以降の外出禁止」と定められています。
この時間を過ぎて街をうろうろしていると、警察に補導されてしまうので注意しましょう。二次会になると、夜遅くになりがちなので、幹事は時間管理も必要です。
上手に幹事を務めるポイント
打ち上げを成功させるため、幹事は以下のポイントを意識しましょう。
・席の決め方を工夫し、交流しやすい雰囲気を作る
クラス全員参加の打ち上げでは、普段あまり話さない人同士も交流できるような席順の工夫が大切です。
・場所や時間は幹事が提案する
打ち上げ場所や開始時間は、幹事役の人が中心になって候補を提示しましょう。全員で考えると決まらないので、幹事が多数決をとるとスムーズです。
・予算や会計方法を事前に確認する
飲み放題やドリンクバーが別料金の場合、当日追加注文すると精算がややこしくなるので、最初から含めたプランにするか事前に確認しておきましょう。
・事前徴収と両替を徹底する
会計時の混乱を避けるため、参加費は事前に集めておくのがおすすめです。当日、現金を徴収する場合もお釣りが出ないように準備し、あらかじめ両替しておくと安心です。
文化祭の打ち上げならコート・ダジュール
コート・ダジュールは全国展開するカラオケチェーンで、雰囲気の良い個室と充実したサービスが魅力です。周囲を気にしなくていいプライベート空間で、クラスメイトと思い切り盛り上がることができます。
学生向けの割引プランもあり、ソフトドリンク飲み放題のドリンクバーやソフトクリームが食べ放題なのもうれしいポイント。設備やサービスが整ったコート・ダジュールなら、文化祭の思い出話に花を咲かせたりみんなで合唱したり、最高の時間を過ごせるでしょう。
まとめ
文化祭の打ち上げは、クラス全員で達成感を分かち合い、思い出を作る大切なイベントです。予算や場所選びのポイント、注意点など事前に押さえておけば、当日は心から楽しむことができるでしょう。
初めて大人数を取り仕切る場合は戸惑うことも多いですが、お店への事前相談やクラスメイトへの周知徹底によって余計なトラブルは防げます。みんなが安心して参加できるよう配慮しつつ、文化祭の最後を飾る打ち上げを成功させてくださいね。
カラオケ コート・ダジュール制作チーム
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