夏に盛り上がる定番ソング!
まずは、老若男女問わず誰もが知っている夏の定番ソングをご紹介。リリース時期は関係なく、今でも夏になるとそこかしこで流れる曲ばかりです。最近ではリバイバルヒットする曲も多いため、「こんなに昔の曲だったの?」と感じるものも。これを押さえておけば、カラオケに行く相手を選ばずに盛り上がること間違いありません!
夏の思い出 / ケツメイシ
今でも夏になると必ずあちこちで耳にする、日本のラップグループ、ケツメイシの夏の代表曲『夏の思い出』。スローテンポでありながらキラキラとまぶしい陽射しを思わせるサウンドと、ちょっとした下心をのぞかせたラップと切ない歌詞。海やプールに行くドライブで必ず聴きたくなる、のんびりソフトなサマーソングです。今の時代にはなかなかない、水着美女だらけのちょっとハレンチなMVも時代を物語っています。カラオケでは本人映像を流し、ラップパートとメロディ部分にわけながらみんなで歌うのがおすすめです。
マリーゴールド / あいみょん
5thシングルとして2018年8月にリリースされ、2019年にはストリーミング再生回数が1億回を超えた「マリーゴールド」。これは当時、国内アーティストとして初めての快挙であり、それだけ着実に人々の心を揺さぶっていった楽曲であることを証明しています。麦わら帽子をかぶった姿がマリーゴールドに見えるほど、好きな相手がキラキラして見える恋心を、素朴かつストレートな言葉選びで表現。聞くだけで、誰もが経験したことのあるせつない想いが夏の風景とともに浮かび上がります。サビからみんなで大合唱すれば、その場の一体感がぐっと深まるはず。
シーズン・イン・ザ・サン / TUBE
ベストテンやヒットスタジオなど音楽番組が全盛だった昭和後期、夏になると必ず各番組で熱い歌を聴かせていたTUBE。そんな彼らの代表的なサマーアンセムといえる今作は、そこから40年近く経った現在でも夏を演出する曲として愛され続けています。ボーカル前田恒輝のクールでエネルギッシュな歌声と、メロディを最大限に活かした華やかな演奏は、当時の歌謡曲とバンドサウンドを見事に融合させた新たなロックとして高い評価を得ました。カラオケで青い海と砂浜、ジリジリと射すような強い陽射しを感じたあとは、みんなで海に行く計画を立てよう!
夏色 / ゆず
恋の駆け引きやひと夏の恋を歌った曲が多い夏ソングの中で、キュンキュンくるほど甘酸っぱい青春サマーを感じさせるのが、この『夏色』。好きとか愛してるとか一切言わず、「君に見せたいものがあるんだ」「君を自転車の後ろに乗せて」という言葉だけで淡い恋心を感じさせるのが、ゆずならでは。ちなみにこの曲のリリース当時のふたりは20~21歳だったわけで、このピュアさも納得!歌詞に夏にまつわるワードはほとんど出てこないのに、夏の暑さ夕方の涼しさなども感じます。うまく歌うよりも素直に歌うことで、この曲の良さも倍増するでしょう。
夏祭り / Whiteberry
『夏祭り』の原曲は沖縄出身バンドのJITTERIN'JINN。それを当時15歳だったガールズバンドがカバーし、夏祭りの太鼓を思わせるビートと浴衣をアレンジした個性的なファッションも話題になりヒットしました。SNSなどでもBGMとして使われることも多く、25年も前の流行曲だと知らない若者も多いかもしれません。ボーカルはブレス多めのハイトーンで、まだまだ幼さの残る歌い方が印象的。ライブなどではファンがサビの前に「ワッショイワッショイ」と掛け声を入れる部分もあるので、カラオケに行く際は予習をしておくとよいでしょう。
【令和】夏に盛り上がる曲
InstagramやTikTokなどで流れてくる楽曲がバズったり、Spotifyでたまたま見つけた曲が自分にどハマりしたりと、若者の音楽との出会い方がガラリと変わった令和時代。そのぶん個人の趣味趣向が強くなり、様々な曲がヒットするようになりました。そのぶんカラオケで歌う際にも歌い手に高いスペックが求められる曲も多いので、練習必須といえます。
スターマイン / Da-iCE
Da-iCEの出世作であり、レコード大賞を受賞した『CITRUS』とは打って変わってユーモアと勢いのある花火ソング。スターマインとは連続して打ちあがる花火のこと。恋も人生も思うままに打ち上げろと応援するような歌詞が、聴き手を元気にさせます。夏のカラオケはもちろん、新しいことをはじめる人や好きな人にアタックする人へのメッセージとして歌ってもよいでしょう。そして歌うときには、イントロなしではじまる歌い出しに注意! ツインボーカルの相手を探し、それぞれの歌パートをきっちり狙えば聴き応えも高まります。
ライラック / Mrs. GREEN APPLE
春から夏にかけてどんどん暑くなる時期に、ぜひ歌いたいサマーチューン。ボーカル・大森元貴が『青と夏』のアンサーソングのような感覚で制作したということで、Mrs. GREEN APPLE が得意とするギターリフと高音ボーカルがたっぷり堪能できます。忙しい日々の中にある面倒くささや憂鬱、不甲斐ない自分への焦燥感などをストレートに綴った歌詞は、一見、マイナスだらけのようでありながら、不完全な自分を大切にすることの大切さに気付かせてくれます。夏のうだるような暑さを爽やかに感じさせる力のある一曲です。
美しい鰭 / スピッツ
2023年4月に公開されたスピッツ46枚目のシングル。映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の主題歌として大きな話題を集め、ランキング初登場1位を獲得しました。熱く、ガツガツ押していく夏ソングに疲れたら、ぜひ挟みたい一曲です。透明感あふれるメロディとボーカル・草野マサムネの繊細な歌声が、寄せては返す波の揺らぎと心地いい風という、夏の"優しさ"や"柔らかさ"を感じさせます。男性が原曲キーで歌うには少し高いですが、落ち着いたテンポに身をまかせ、メロディの美しさを楽しみながら歌いましょう。
ただ君に晴れ / ヨルシカ
名曲が多いヨルシカですが、夏に聴くのであればこの曲は外せません。「夏日 乾いた雲 山桜桃梅 錆びた標識 記憶の中はいつも夏の匂いがする」とあるように、夏の終わりに感じる焦燥感や取り残された青春への切ない想いが、夏ならではのワードとキャッチーなメロディとともに聴き手の胸を締め付けます。声を張り上げるタイプの曲ではないものの、ブレスも少なく高音域が続くため、肺活量や音程コントロールが求められます。カラオケで歌う際には体力のある前半に曲を選び、活舌の良い状態で歌うのがおすすめです。
高嶺の花子さん / back number
繊細な言葉選びと叙情的なメロディで涙腺を緩ませたり、ユーモラスなメッセージをポップな曲調に乗せて和ませたり、様々なラブソングで聴き手の心を掴むback number。その中でも男性からの支持が多くロングヒットとなった今作は、夏だからこその勢いで好きな女性とのあれこれを妄想するサマーロック・チューン。自分に都合のいいことばかり考えながらも、彼女への想いはピュアで真剣。その言動につい納得してしまう人や、共感してせつなくなってしまう人も多いでしょう。飾らずまっすぐに歌えば、みんながその恋を応援してくれること間違いなしです。
【平成】夏に盛り上がる曲
インターネットの普及により、動画コンテンツとして音楽を楽しむ方法が増えた平成時代。アーティストは楽曲をアピールするために、MVに力を入れるようになりました。そのため、人気の夏ソングも夏のわくわく&キラキラした景色が想像しやすいものばかり。楽曲の世界観にどっぷり浸って歌えば、盛り上がること間違いなしです。
secret base 〜君がくれたもの〜 / ZONE
ガールズバンド・ZONEの代表曲『secret base 〜君がくれたもの〜』。ドラマ『キッズ・ウォー3』の主題歌となり、100万枚を突破する大ヒットとなりました。ともに楽しい夏を過ごした相手との突然の別れ、そして再び会えることを願ったこの曲は、登場するふたりを恋愛とも友情ともとれる距離感で描いているため、誰もが共感できる作品となっています。ミディアムバラードの曲調と切なくも優しい歌詞は、いつの時代も変わらぬ感動を与えてくれるでしょう。ZONEはバンドのメンバー全員がボーカルを務めるので、カラオケで歌う際は数人で歌うのもおすすめです。
花火 / aiko
3rdシングルにして、aikoをヒットアーティストの座へ押し上げた名曲。意外なことにMVでは花火のシーンはなく、スタジオシーンのみという大担な仕上がりでした。それでも、タンクトップにオーバーオール、日焼けした肌のaikoが歌うだけで、好きな人と花火大会へ行くドキドキが伝わってくるのが不思議。アップテンポのリズムにaikoならではのメロディが乗り、独特の節回しで音程コントロールはかなり難しいかもしれません。しかし、聴きたい人は多いはず!カラオケに行く前にたくさん聴いて、歌声の特徴をつかんでから本番に挑みましょう。
青と夏 / Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLEが多く持つ洗練された青春ソングの中で、もっとも夏を感じる曲といえばこれ。映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌として書き下ろされ、2018年にリリースして以降、中高生の夏を彩るBGMとして愛され続けてきました。様々な立場や様々な夢、様々な関係などぶつからなければいけない壁は人ぞれぞれにありますが、「主役は自分なんだ」ということを忘れてはいけないというメッセージは、老若男女の背中を押してくれます。アップテンポの曲調とハイトーンのボーカルはなかなか難しいですが、息をたっぷり吸ってお腹の底から歌い上げてください。
渚にまつわるエトセトラ / PUFFY
「カニ食べいこう~」が近年でもTikTokで話題になり、PUFFYそのものが若者層の間で再び人気となりました。この曲は1997年にリリースした曲で、前年のヒット曲『アジアの純真』と同じく作詞が井上陽水、作曲が奥田民生というゴールデンコンビだけあって一度聴いたら忘れられないキャッチーさ!「海岸づたいに マゼラン祭りで ハッスル音頭で 飛び交うカモメはBOAC」と一見カッコいいような意味わからないような不思議な歌詞と軽快なサウンド、ふたりの飾らないユニゾンボーカルが耳を駆け抜けます。簡単な振り付けもあるので、ぜひみんなで歌いながら拳を突き出して。
ミュージックアワー / ポルノグラフィティ
ラジオDJに届いたリスナーからのはがきに応えるという一風変わったシチュエーションの歌詞と、夏の海岸で聴きたくなるほど陽気なメロディ。小さな恋の悩みを底抜けに明るいDJがガンガンに押しまくるメッセージが、爽やかなギターサウンドとともに聴き手のテンションをあげていきます。ボーカル・岡野の歌は声量を必要とするので体力も大事ですが、後半のサビにあるファルセットもぜひテクニックで狙いたいところ。カラオケでは、ライブで場内一体となって踊る"タテタテヨコヨコ"の振り付けをみんなにレクチャーし、夏気分を満喫しましょう。
【昭和】夏に盛り上がる曲
YouTubeもSNSもなく、レコードかラジオ以外では音楽番組でしか音楽を聴けなかった時代。人々はいつもテレビで生歌唱するリアルな姿で音楽を楽しんできました。それだけに、じつは歌唱力が大事になってくるのが昭和の特徴といえます。夏の青空と広い海に響かせるようなイメージを持ち、歌詞を表現することを意識して歌ってください。
青い珊瑚礁 / 松田聖子
南国の海を思わせる爽やかなメロディと、「あなたが好き」という真っ直ぐな想いを綴った歌詞が胸を打つ「青い珊瑚礁」。1980年代のこの曲で、松田聖子はトップアイドルの仲間入りを果たしました。透明感ある歌声が、恋のときめきや甘酸っぱさを繊細に表現しており、聴く人を一瞬で青春のワンシーンへと引き込みます。アイドルソングとはいえ音程の高さやロングトーンはそれなりのテクニックが必須。自分でカウントをとりながら、歌い出しの「あぁ」からしっかり狙っていきましょう。ブレスを強めに入れると当時の聖子ちゃんっぽさが倍増します。
暑中お見舞い申し上げます / キャンディーズ
1977年にリリースされたキャンディーズの夏の代表曲。軽やかでポップなメロディに乗せて、夏の恋の予感や切なさを爽やかに描いており、当時の若者たちのハートを鷲掴みにしました。今でこそなかなか目にしなくなった「暑中お見舞い」も、この時代の奥ゆかしい恋愛の進め方を物語っていてキュンとします。キャンディーズの魅力は、3人のハーモニー。特にこの曲の「ううん」と甘えた声を出すそれぞれのパートは欠かせないポイントです。カラオケではできれば3人組になって、それぞれの可愛らしさをアピールしましょう。男性が歌っても別の意味で盛り上がります。
め組のひと /ラッツ&スター
「め組のひと」は、1983年にリリースされたラッツ&スター(当時はシャネルズ)の代表曲で、和風のタイトルとは裏腹に、ソウルやファンクの要素を取り入れたダンサブルなディスコミュージックです。リズミカルなビートとコーラスワークには、聴く人を自然と踊らせる中毒性があります。近年では、特徴的な「めッ!」の掛け声やポーズがSNSを中心にバズり、令和の若者にも人気の曲となりました。色気とユーモアが絶妙に交じり合い、エンターテインメント性の高さも魅力。カラオケで歌えば、上司も友達もみんな一緒に踊れること間違いありません。
チャコの海岸物語 / サザンオールスターズ
「チャコの海岸物語」は、サザンオールスターズの1982年のヒット曲で、リゾート感あふれる軽快なメロディとユーモラスな歌詞が印象的です。桑田佳祐の独特なボーカルと遊び心ある言葉選びがふんだんに活かされており、チャコという女性と彼女を巡る恋愛模様と海辺の風景が、どこか懐かしくも切ない情景を呼び起こします。ちなみに歌詞に出てくる女性の名前は、一番ではチャコなのに、二番ではミーコ、最終的にはピーナッツになるというお調子者なところも。カラオケではその場にいる人の名前を当て込んで楽しむのもおすすめです。
世界でいちばん熱い夏 / プリンセスプリンセス
1987年にプリンセス プリンセスが発表したエネルギッシュなロックナンバー。疾走感あふれるサウンドと、奥居香(現・岸谷香)の力強く伸びやかなボーカルが、聴く人の心を熱く揺さぶります。タイトル通り、恋に夢中になった夏の高揚感と切なさが詰まっており、汗と涙が混ざり合うようなリアルな感情が胸に響きます。この曲を歌うポイントは、なんといってもサビのハイトーンをきっちりキメること。そこから一気に情熱的なメロディが加速して、曲の終わりまで駆け抜けます。強く刻まれるリズムに体全体を委ねながら、伸び伸びと歌ってください。
カラオケで盛り上がる定番曲
カラオケで盛り上がるなら、みんなで一緒に歌える曲やコール&レスポンスがある曲を選べば場の空気もひとつになりやすいといえます。以下に、ジャンル別にあげてみます。
J-POP系:嵐「Happiness」、AKB48「ヘビーローテーション」など
ロック・パンク系:ONE OK ROCK「完全感覚Dreamer」、BUMP OF CHICKEN「天体観測」など
アニメ・ボカロ系:LISA「紅蓮華」、初音ミク「千本桜」など
ダンス・EDM系:DA PUMP「U.S.A.」、Perfume「チョコレイト・ディスコ」など
昭和・懐メロ系:ピンク・レディー「UFO」、フィンガー5「学園天国」など
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シチュエーション別の盛り上がる曲
カラオケは、一緒に行く相手はもちろん、合コン、飲み会、同窓会などシチュエーションも様々です。例えば合コンであれば、明るくノリの良い曲で自然に距離が縮まる曲や、振り付けや合いの手がありみんなで参加しやすいものがよいでしょう。このとき、いきなり壁を作ってしまわないよう、難易度が高すぎない曲を選ぶことが大切です。会社の飲み会など広い年齢層が集まる場であれば、年代問わず知っている懐メロや定番曲を中心に選んだり、しっとり系と盛り上げ系をバランス良く混ぜたりするのがおすすめ。長時間の滞在でも飽きないよう、ヒット曲を多く取り入れるとよいでしょう。また、同窓会であれば、みんなが思い出を共有できる懐かしい名曲や、卒業ソングなど感動的な曲も織り交ぜると効果的です。みんなで歌いやすいキーやテンポを意識して選べば、全員で楽しむことができます。どんなシチュエーションでも、みんなで楽しむことを心がけた選曲が大切です。
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夏の曲で盛り上がるならコート・ダジュール
カラオケで夏ソングを楽しみたいなら、様々なタイプの部屋があり、夏の曲を選び放題のコート・ダジュールへ! DAMやJOYSOUNDなどの最新機種を導入しており、夏を感じさせる話題の最新曲からあの頃の懐メロまでさまざまな楽曲を楽しむことができます。もちろんランチセットやパーティーコース、飲み放題などのメニューも充実。空間、楽曲、フード&ドリンクを自由に選び、自分好みに作れる夏気分を満喫してください。
まとめ
夏ソングといっても、これから来る夏を楽しむ曲や、夏の思い出に浸る曲など種類は様々あります。個室のカラオケに来たなら、ジリジリと熱い陽射しを感じたいときはアップテンポの曲で心の底から叫び、青春を振り返りたいときはノスタルジーな曲調に身を委ね、ぜひ自由に夏を全身で感じましょう! 大切なのは、夏をイメージして歌う(聴く)こと。誰かが歌った知らない曲でも、そこで一緒に楽しんだことがまた、新たな夏の思い出になるはずです。
カラオケ コート・ダジュール制作チーム
カラオケの鉄板ネタや歌唱力向上に向けたコンテンツを作成。
カラオケなのに「歌わない」、様々なカラオケの楽しみ方のご提案をお届けします。