ダーツレーティング表!実力番付とダーツライブ・フェニックス両対応の腕前指標

ダーツを続けていると、気になってくるのがレーティングです。しかし仕組みがよくわからず、「どうやって上げればいいのだろう」と悩む初心者も多いでしょう。

この記事では、ダーツライブとフェニックスの違いやレーティングの仕組み、フライトとの関係を解説します。自分のレベルを正しく把握し、次の目標を設定するために、レーティング表の見方をマスターしましょう。

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ダーツのレーティングとは?

ダーツのレーティングとは、プレイヤーの成績をもとに算出される実力を示す数値です。ゼロワンやクリケットで積み重ねた成績を自動的に集計し、腕前を客観的に把握するのに役立ちます。

オンラインダーツの代表的な機種には、ダーツライブとフェニックスがあります。

両者のレーティングの仕組みの違いは、以下のとおりです。

・ダーツライブ:18段階レーティング、80%スタッツ方式

・フェニックス:30段階レーティング、100%スタッツ方式

レーティングの仕組みと18段階のレベル分け

ダーツライブのレーティングは、1〜18の数値で構成され、プレイヤーの状態を段階的にとらえる指標として使われています。数値が上がるほど安定して得点が取れることを示し、実力を判断しやすくなります。

この18段階をよりわかりやすく分類したものがフライトです。フライトは、レーティングの幅ごとに実力帯を区切ったわけ方で、C・CC・B・BB・A・AA・SAの順に上がっていきます。

各フライトのレベルの目安は、以下のとおりです。

フライト

レーティング

カウントアップ平均点

C

1~3

320点

CC

4~5

420点

B

6~7

500点

BB

8~9

580点

A

10~12

680点

AA

13~15

800点

SA

16~18

1000点

自分のレーティングを確認する方法

ダーツライブのアプリでは、トップ画面のダッシュボードにレーティングが表示されます。会員登録をしておけば、アプリを開くと現在のレーティングや各ゲームのスタッツが確認できます。画面中央にある数値がレーティングで、隣のアルファベットがフライトです。

フェニックスでは、PHOENIXカードサイトにログイン後、マイページでレーティングとスタッツを確認しましょう。PPDやMPR、各ゲームの平均得点も表示され、プレイデータを一覧で把握できます。

レーティングの算出方法をわかりやすく解説

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レーティングは、プレイヤーが1ゲームでどれくらい得点できたかを示す「スタッツ」をもとに計算されます。80%スタッツを採用しているダーツライブでは、良い成績を中心に平均を出すため、安定して高い数字を出せるほど、レーティングも上がりやすくなります。

フェニックスの場合、投げた全ラウンドをそのまま反映する100%スタッツのため、実力がよりストレートに出やすいのが特徴です。

レーティングを計算するには、いくつかの条件があります。

・対人戦で一定数プレイしている

・ゼロワンやクリケットでスタッツが確定している

・CPU対戦や1人練習の記録は反映されない

ダーツライブの「80%スタッツ」計算方法

ダーツライブで、ゼロワンとクリケットのスタッツが確定する条件は、以下のとおりです。

ゲーム

スタッツが確定するタイミング

ゼロワン

・プレイヤーが開始時点から80%の得点を減らしたラウンド終了までを集計の対象。

・501ゲームの場合、残りの点数が100点以下になったラウンドでスタッツが確定する。

クリケット

・プレイヤーが6つのナンバーをオープンしたラウンドまでを集計対象とする。

・クリケットでは最初に6種類の的をすべてオープンした時点まで集計対象。

ゲーム終盤になると、極端に低いラウンドスコアが現れる場合があります。80%スタッツでは、実力をより安定的に評価できる仕組みです。数値はゲームごとに算出され、蓄積された結果がレーティングに反映されます。

例えば、501を3人で対戦するとしましょう。ラウンド5でプレイヤー2が残りの点数100以下になると、その時点までがスタッツの対象です。プレイヤー1と2はラウンド5まで、まだラウンド5を投げていないプレイヤー3はラウンド4までの内容で計算されます。

レーティングが反映される条件・されない条件

ダーツライブのレーティングは、実際の対人戦の成績をもとに計算します。新しくカードを使い始めた場合、ゼロワンやクリケットを10ゲーム以上プレイすると、レーティングが表示されます。

そのあとは、直近30ゲームの記録が自動的に反映される仕組みです。

反映されるのは、標準的なルールでほかのプレイヤーと対戦した成績に限られます。

<レーティングが反映される条件>

  • 2人以上でゼロワン(501など)の対戦

  • クリケットでの対人戦(オンライン・チーム戦を含む)

  • チームクリケットでの対人戦

  • マスターアウトやハンデなど通常のオプション設定を使用した場合

<レーティングが反映されない条件>

  • 一人での練習やソロプレイ

  • CPUとの対戦

  • ダブルインやセパレートブルなどの特殊ルールを使用したゲーム

【ダーツライブ】レーティング表と実力の目安

ダーツライブでは、実力を表すレーティングと、それを区分したフライトが使われています。ゼロワンやクリケットでのスタッツが基準となり、自分の現在地や目標が見えやすくなります。

ここでは、以下の内容を紹介するので、自分のレベルをチェックしてみましょう。

  • レーティング・フライト換算表

  • あなたはどのくらい?レーティングの人口分布

レーティング・フライト換算表

ダーツライブのレーティングとフライトのスタッツを以下の表にまとめました。ゼロワンとクリケットの平均スタッツに応じて、現在の実力や目標を確認できます。

フライト

レーティング

ゼロワン

クリケット

C

1

0.0~

0.00〜

2

40.0~

1.30〜

3

45.0〜

1.50〜

CC

4

50.0〜

1.70〜

5

55.0〜

1.90〜

B

6

60.0〜

2.10〜

7

65.0〜

2.30〜

BB

8

70.0〜

2.50〜

9

75.0〜

2.70〜

A

10

80.0〜

2.90〜

11

85.0〜

3.10〜

12

90.0〜

3.30〜

AA

13

95.0〜

3.50〜

14

102.0〜

3.75〜

15

109.0〜

4.00〜

SA

16

116.0〜

4.25〜

17

123.0〜

4.50〜

18

130.0〜

4.75〜

あなたはどのくらい?レーティングの人口分布

レーティングの人口分布.png

ダーツライブが公式に発表したフライト別の人口分布をみると、Cフライトが約30%、CCフライトが約29%で過半数を占めています。次に、Bフライトが約18%、BBフライトが約10%、Aフライトが約8%と続き、上級者のAAフライトは約3%、最も少ないSAフライトは全体の1%にも満たない割合です。

【フェニックス】レーティング表とダーツライブとの違い

フェニックスでは、1〜30の細かいレーティングシステムが導入されており、プレイヤーの成長がより正確に反映されます。ダーツライブとの違いは、以下のとおりです。

  • ダーツライブのレーティングは18段階に対し、フェニックスは30段階

  • 100%スタッツ方式が採用され、ゲーム終了まですべて反映される

  • マスターやグランドマスターなどの称号制度がある

フェニックス独自の「100%スタッツ」と算出方法

フェニックスの100%スタッツは、ゲームが終わるまでに投げたすべてのダーツの成績を反映します。ゼロワンであれば1ラウンドあたりの得点、クリケットならラウンドごとの的のヒット数が基準です。どちらも最初から最後までのプレイ内容がそのまま平均値として反映されるシステムです。

さらに、フェニックスには称号制度があるのも特徴です。称号制度によって、実力が段階的に可視化されるため、自分の上達度を確認するのに役立ちます。最上位の称号がグランドマスターで、レーティング28〜30のプレイヤーに与えられます。いわゆる、プロレベルのトッププレイヤーが目指す領域といえるでしょう。

称号は、対戦相手の強さを見分ける目安にもなり、自身の目標設定にも有効です。

まとめ

ダーツのレーティングは、自分の実力を客観的に把握し、成長を実感できる指標です。ダーツライブとフェニックスでは方式や段階に違いがありますが、スタッツをもとに腕前を評価する点は同じです。

フライト表や称号制度を活用すれば、自分のレベルや目標がわかり、上を目指すモチベーションにもつながります。練習を重ねて壁を乗り越え、次のフライトや称号を目指しましょう。

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よくある質問

レーティング15のブル率は?

レーティング15のブル率は59.88%です。およそ6割の確率でブルに入る計算になります。Aフライト~AAフライトクラスに位置する腕前です。

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