この記事では、チーム対抗ゲームで忘年会を盛り上げるメリットや選び方のポイント、進行のコツなどを解説します。チーム対抗ゲームのルールや準備物もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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チーム対抗ゲームで忘年会を盛り上げる4つのメリット
忘年会にチーム対抗ゲームを取り入れると、普段の飲み会にはない交流が生まれます。以下の4つは、多くの会社で効果を実感しやすいメリットです。
・チームワークが向上する
・コミュニケーションが活発になる
・職場に一体感が生まれる
・全員が参加しやすい
忘年会の満足度を高めるのに、チーム対抗ゲームは取り入れやすい企画です。
以下で詳しく見ていきましょう。
チームワークが向上する
忘年会でチーム対抗ゲームを行うと、参加者同士が一つの課題に向かって協力するため、チームワークが向上します。
例えば、ある企業の忘年会では、室内で部署対抗の宝探しを企画し、営業部と開発部がお互いにヒントを出し合いながら謎解きをしました。共同作業を経験すると部署間の連携が強くなり、成功体験はそのあとの業務にも良い影響を与えました。
この経験をきっかけに、部署を超えた絆が生まれたのです。また、ゲーム中の応援や笑いで会場が盛り上がるのも魅力です。
コミュニケーションが活発になる
チーム対抗ゲームでは、初対面の人や交流のない人とも共通の話題で盛り上がれる機会が生まれます。年代や役職を超えてチーム編成すれば、接点のないメンバーとも会話が弾むでしょう。例えば、C社の忘年会では新人から役員まで幅広い年代のチームをつくり、全員が協力して回答するクイズ大会を実施しました。
ゲーム中は上下関係を忘れて意見が飛び交い、終了後も参加者同士が普段以上に親しく話す様子も。その後も、異なる部署の間でお互いに連絡を取り合う場面が増え、社内の雰囲気もより和やかになりました。
職場の一体感が生まれる
共通の目標を持ってチームで取り組むと、社員同士に一体感が生まれます。どうしたら勝てるかをみんなで考えるため、普段は別々の業務を担当しているメンバー同士でも目線がそろいやすいでしょう。作戦を立てたり役割を分担したりする過程で、お互いに意見を出し合いながら協力すると、いつも以上にコミュニケーションが増えるのも特徴です。
また、適度な競争意識が加わると、一体感は強くなります。「せっかくなら勝ちたい」という気持ちで集中力が高まりますが、勝つためには仲間との協力も欠かせません。その結果、勝敗にかかわらずみんなで挑んだという経験が残り、ゲーム後には仲間同士の距離も近くなります。
参加者全員が楽しめる
チーム対抗ゲームは、個人の得意・不得意に左右されにくく、役割を分担しながら進められるため、全員に出番があります。勝敗にも影響するひらめきや観察力、応援など、どれもチームにとって欠かせない要素になり、普段目立たない人でも活躍する瞬間が生まれるでしょう。個人戦のように一人が前に出て注目を浴びる必要がない分、自分のペースで関われるのが魅力です。
内向的な社員が参加しやすくなる工夫として、声を出さなくても貢献できるタスクを用意するのがおすすめです。例えば、答えをまとめる係、アイテムを探す係など、役割を設定すれば、チームの一員として参加できます。また、順番に意見を求めるより、思いついた人から提案できる形式にすると、発言を強いられず、参加のハードルも下がるでしょう。
【最新】忘年会におすすめのチーム対抗ゲーム10選
忘年会では参加人数や会場の広さによって、楽しめるゲームは変わります。ここでは、チーム対抗で盛り上がるゲームを、「室内で簡単にできるもの」「30人以上の大人数向け」にわけて紹介します。
準備いらず!室内で簡単にできるゲーム5選
室内で気軽にできるゲームは、忘年会の進行を妨げにくく、短時間でも場が和やかになるのが魅力です。ここでは、準備がほとんどいらず、取り入れやすい5つのゲームを紹介します。
1.ジェスチャーゲーム
言葉を使わずにお題を体で表現し、チームメンバーが答える定番のゲームです。
・人数:5人~
・所要時間:10~15分
・準備するもの:お題リスト
2.絵しりとり
お題を絵でつなぐしりとりです。チームごとにホワイトボードを使用し、制限時間内につながった数で勝敗を決めます。
・人数:4人~
・所要時間:15分
・準備するもの:ホワイトボード、ペン
3.以心伝心ゲーム
質問に対し、チーム全員の答えがそろうかを試すゲームです。
・人数:4人~
・所要時間:10~15分
・準備するもの:質問カード
4.声だしNGクイズ
回答者は言葉を発さず、表情や仕草だけでヒントを伝え、チームで答えるゲームです。
・人数:5人~
・所要時間:10分
・準備するもの:クイズリスト
5.まねっこリレー
先頭がした動きを後ろの人が順につなげるゲームです。最後尾まで動きが伝わるかが勝負の分かれ道になります。
・人数:6人~
・所要時間:10分
・準備するもの:不要
30人以上でもOK!大人数で盛り上がるゲーム5選
大人数の忘年会では、全員が参加しやすいゲームを選びましょう。
ここでは、30名以上におすすめのゲームを5つ紹介します。
1.クイズ大会
個人よりもチーム対抗にすると、大人数でも参加しやすくなります。
・人数:30人~
・所要時間:15~20分
・準備するもの:クイズ問題、解答用フリップ
2.人間ビンゴ
「犬を飼っている人」「海外に行ったことがある人」など、参加者を探してビンゴを埋めるゲームです。
・人数:30人~
・所要時間:20分
・準備するもの:ビンゴカード
3.お絵描きリレー
チームでお題の絵をリレー形式で描き、最終的に何の絵かを当てるゲームです。
・人数:20人~
・所要時間:15分
・準備するもの:紙、ペン
4.巨大じゃんけん大会
全員が参加でき、その場で勝ち抜き戦を行うシンプルなゲームです。
・人数:無制限
・所要時間:10分
・準備するもの:不要
5.ペーパータワー対決
紙だけで高い塔を作るチーム戦です。
・人数:30人~
・所要時間:15分
・準備するもの:コピー用紙
失敗しない!忘年会ゲームの選び方4つのポイント
忘年会のゲームは、会場の雰囲気や参加者の特徴などを踏まえて選ぶと、当日もスムーズに進行できます。
・参加人数:どの規模にも合うゲームを選ぶ
・会場の広さ:室内・屋外のどちらも安全に実施できる企画を選ぶ
・準備・予算:幹事の負担と費用のバランスを考える
・参加者層:年齢や役職の関係ないゲームを選ぶ
上記のポイントを押さえ、誰でも参加しやすい忘年会のゲームを選びましょう。
参加人数で選ぶ
ゲームは、参加人数によって向き・不向きがあります。少人数であれば、相談しながら進める推理系やジェスチャーゲームなど、全員が発言しやすいゲームを選びましょう。
中人数では、クイズ大会や絵しりとりのようにチーム対抗で進行できるものがおすすめです。大人数になると、巨大じゃんけん大会や人間ビンゴなど、会場全体を巻き込めるゲームだと盛り上がりやすくなります。
また、人数に応じてチーム分けの方法を変えると、参加するハードルが下がり、一体感も生まれます。
チーム分けの目安は、以下のとおりです。
|
参加人数 |
推奨チーム数 |
1チームの人数 |
分け方のコツ |
|
5~10人 |
1~2チーム |
3~5人 |
1チームにまとめる。 会話しやすい組み合わせを意識する。 |
|
10~30人 |
3~5チーム |
4~6人 |
役職や年代が偏らないように混合チームを作ると交流が生まれやすい。 抽選方式も公平感が出ておすすめ。 |
|
30人以上 |
5~10チーム |
5~8人 |
くじ引き・番号札など完全にランダムにすると混乱を避けやすい。 人数が多いほど、司会の進行が重要になる。 |
会場の広さで選ぶ
ゲームは、会場の広さに合わせて選ぶのも大切です。限られたスペースしかない場合、移動が少なく、席に座ったままでも楽しめるゲームが向いています。
例えば、クイズ大会や以心伝心ゲーム、ジェスチャーゲームは、テーブルを囲んだ状態でも進行できるため、飲食しながら気軽に参加できるでしょう。席を動かさずに済むため、準備や片付けの負担も軽く、忘年会の流れを妨げにくいのがメリットです。
一方、広い会場がある場合、体を使うゲームやチームで動き回るゲームだと盛り上がります。人間ビンゴやまねっこリレーなどは、移動の自由度が高いほど楽しめるため、ホールやイベントスペースで実施すると参加者が一体になりやすいでしょう。
室内でゲームを行う場合、安全のために通路を確保し、立ち歩きが必要なゲームなら、テーブル間の導線が妨げられないよう配置を整えるのもポイントです。屋外で行う場合、天候の変化や照明の明るさに注意し、荷物や貴重品の管理をしやすいスペースを選びましょう。
準備や予算で選ぶ
チーム対抗ゲームを以下の3パターンにわけました。さらに、予算別(0円、1万円以下、3万円以上)のおすすめ景品の例も挙げたので、参考にしてください。
<ゲーム分類>
・準備不要:その場ですぐにスタートできるゲーム。道具・印刷物・特別な設備などが不要。
・簡単準備:紙・ペン・お題カードなど、少ない準備で実施できる。用意するものは最小限のため、幹事の負担も小さい。
・本格準備:会場レイアウト変更・特別景品・音響・大型機材などを含む演出ありのゲーム。準備時間やコストも高い。
<予算別おすすめの景品例>
・0円:社内休暇1時間券、自己申告ドリンク券、手作りクーポンなど、コストをかけずに楽しみを提供する。
・1万円以下:テーマパークペアチケット、ブランド雑貨ミニセット、高級スイーツ詰め合わせなど。
・3万円以上:家電最新モデル、旅行券、高級腕時計やブランドバッグなど。
参加者の年齢層で選ぶ
忘年会では、参加するメンバーの年齢層によって盛り上がるポイントは変わります。若手社員が多い場合、ジェスチャーゲームや早押しクイズなど、テンポがよく動きのあるゲームがおすすめです。
一方、ベテラン層が中心の場合、落ち着いて取り組める企画が適しています。座ったままでも進行できるチーム対抗クイズや昔の流行をテーマにしたお題形式など、「これならわかりそう」と思えるものを選ぶと参加しやすいでしょう。
幅広い年代が混ざる場合、年齢差が出にくいゲームを選ぶことが大切です。例えば、お絵描きリレーや以心伝心ゲームのように、正解を当てるまでの過程が面白いゲームは、世代による知識の差に左右されにくく、自然と盛り上がります。
また、ルールがシンプルで、体力や反射神経が関係ないゲームは、自分のペースで参加できるため、ベテラン層の負担も少ないでしょう。
忘年会ゲームを成功させる進行のコツ4選
忘年会のゲームを成功させるには、進行のコツを掴んでおくことが必要です。
以下の4つを押さえておきましょう。
・司会:説明の長さや声のかけ方、進める順番を事前に決めておく
・チーム分け:人数や年代の偏りをなくし、力の差が出にくい編成にする
・景品:幅広い年代がほしいと思うものを選び、参加賞も用意する
・時間配分:1ゲーム15分前後を基準にして、時間が押しているときの調整案も準備する
これらを意識すると、最後まで楽しい忘年会になるはずです。以下で、各ポイントを詳しく解説します。
司会進行で場を盛り上げる
司会の進め方は、ゲームを盛り上げるためにも重要です。明るい声でテンポよく話し、参加者を引き込みましょう。「これから〇〇ゲームを始めます」「ルールは3つだけです」といったように、説明を短くまとめると全員が集中しやすいです。説明が長いと流れが止まるので、ポイントだけを簡潔に伝えましょう。
ゲーム中は、状況に合わせて声をかけると空気が変わります。「惜しい!」「ここから逆転できますよ」など、一言添えるだけでチーム全体の熱量が高まります。盛り上がりが落ち着いてきたときは、「現在の1位は〇〇チームです」「ここは大接戦です」のようなアナウンスがあると、再び集中力が高まるでしょう。
静かな場面が続くときは、「次の問題は難しいですが、相談しながら進めてくださいね」といった柔らかい声かけで空気を整えるのも効果的です。
最適なチーム分けの方法
チーム対抗ゲームを楽しむには、最初のチーム分けが大切です。偏りがあると不公平感が出るため、部署や年代を混ぜた編成にすると、バランスが整いやすくなります。普段関わりの少ないメンバーと協力する機会になるので、新しい交流も生まれるでしょう。
公正性を重視する場合、完全なランダム方式がおすすめです。くじ引きや番号札など、理由のない割り当てにすると、誰も不満を抱きにくくなります。幹事があらかじめ名簿をシャッフルしてグループ分けする方法も、短時間で準備できます。
また、チーム間の力の差をなくす工夫として、人数調整も欠かせません。1チームの人数が偏ると進行が遅れたり、少数側が不利になったりするため、人数がそろうようにしてからゲームを始めましょう。
景品で参加意欲を高める
景品は、参加者がほしいと感じるものを用意すると、やる気が高まってゲーム自体の熱量も上がります。選ぶときは、幅広い年代に喜ばれやすい商品券・人気スイーツ・日用品など、使いやすいアイテムがよいでしょう。一部の人にしか響かない景品は好みがわかれやすいため、避けたほうが無難です。
景品を決めるときは、順位ごとのギャップが大きすぎないように調整するのもポイントです。1位だけ高価なものではなく、2位や3位の景品も魅力的なアイテムを用意すれば全体の満足度が上がります。上位に入れたらラッキーという感覚を作ると、ゲーム中も盛り上がり続けるでしょう。
さらに大切なのが参加賞です。たとえ勝てなくてもプレゼントがあるとわかると、最後まで前向きに参加できます。参加賞は、個包装のお菓子やミニギフト、仕事で使える文具など、持ち帰りやすいものを選ぶと喜ばれます。
景品は豪華さよりも、誰がもらってうれしいかや気軽に使えるかを基準にすると失敗しにくいです。参加者全員の満足度が高まるラインナップを意識し、忘年会を盛り上げましょう。
時間配分を管理する
時間配分も忘年会でゲームを成功させるために欠かせません。一般的には、1ゲームあたり「説明3分、本番10分、結果発表2分」の計15分前後に収めると、テンポよく進行できます。複数のゲームを行う場合、合計時間を60分以内に設定すると、参加者の集中が切れにくいでしょう。
進行が押したときは、早めに調整に入るのがポイント。問題数を減らす、1問当たりの制限時間を短くする、代表1人だけ回答するなど、すぐに切り替えられる方法を用意するのがおすすめです。
結果発表も、順位だけを伝える簡易版にすれば、時間を節約できるでしょう。
以下に、時間が押した場合、短縮する手段を表にまとめました。
|
状況 |
時間短縮の方法 |
期待できる短縮時間 |
|
説明が長くなる |
ルールを3つのポイントに絞る |
約2分 |
|
ゲームが長引く |
問題数・回数を半分に調整する |
5~7分 |
|
回答が遅い |
回答を代表1名にしてもらう |
2~3分 |
|
集計に時間がかかる |
点数計算を簡易版に変更 |
約3分 |
タイムスケジュールの例は、以下のとおりです。短時間でもメリハリのある進行を意識することが大切です。
・ゲーム開始の説明:3分
・ゲーム本編:10分
・集計・結果発表:2分
・次のゲームの準備:1分
時間配分を決めておくと、ダラダラと間延びせずにノンストップで楽しめます。タイムキーパー役を誰かに依頼しておくと、幹事も安心して場を盛り上げられるでしょう。
まとめ
忘年会でチーム対抗ゲームを取り入れると、年齢や部署に関係なく協力し合う時間が生まれます。参加人数や会場に合わせてゲームを選べば、全員が参加しやすくなり、進行もスムーズです。
気軽に挑戦できるゲームを取り入れて、参加した全員が「来てよかった」と感じる場にしましょう。参加者の笑顔も増え、来年の仕事につながるような良い関係づくりができますよ。
忘年会するならコート・ダジュール
忘年会をするならコート・ダジュールがおすすめです。ステージやプロジェクター付きのコンセプトルームが完備され、出し物をするのにも向いています。広めのパーティールームでは、大人数でもゆったり過ごしながら、忘年会を楽しめます。
パーティープランを選べば、料理を逐一注文する手間も省けるでしょう。一年の締めくくりに、歌って笑って楽しめる忘年会を開くなら、コート・ダジュールをぜひご利用ください。
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よくある質問
忘年会で室内でできるチーム対抗ゲームはありますか?
室内であれば、動かずに取り組めるジェスチャーゲーム、以心伝心ゲーム、絵しりとり、早押しクイズなどが向いています。机を囲んだままチームで相談して取り組めるため、人数が多い忘年会にもおすすめです。
忘年会で座ってできるチーム対抗ゲームはありますか?
座ったまま楽しむなら、早押しクイズ、お題当てクイズ、回答を紙に書くチーム対抗戦などがあります。移動が不要なので、会場が狭くても実施でき、飲食しながらでも参加しやすいでしょう。
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